若山曜子さんのインスタグラム写真 - (若山曜子Instagram)「#溶かしバターで作るワンボウルのケーキ  お買い上げいただいた皆様ありがとうございます。おかげさまでAmazonもデザート1位だと編集さんから週末朝イチでご連絡がきました😭  毎回のことながら中身を見ずに予約をしてくださることがめちゃくちゃありがたい。 反面、緊張、、もあります。 作ってみて美味しいから買う、とか食べてみて美味しいから買う、みたいな…試着や、実演販売みたいなことができたらいいのにね。(いやそれも著者からしたらだいぶ怖いですけども。)  皆さんが一番作りたいのは、パウンド型で作るケークかな。ポピュラーなのはクリーム状にしたバターに砂糖を加え空気を含ませるシュガーバッター法ですよね。ただこれだけでふんわりした食感にするには少し力が必要。一般的には、膨張剤のBPもいれて、中から発泡させ空気を含ませます。  この作り方のケークが一番美味しいかというとまあこれは好みかなと思います。 実は私が今一番好きなのは卵に空気を入れ、溶かしたバターを混ぜ込むタイプ。 (もっと寒くなるとどっしりタイプに好みは移行します) たっぷりと空気を含みふんわりと仕上がります。この作り方だと、BPは実はうまく混ぜれば必要ありません。バターは少し少なめなのでしっとり、というよりはふわっと軽い。  もともとフランスのカトルカールというバターケーキは、この作り方だったのではないかと思います。なぜって大昔はBPなんていう膨張剤は一般家庭にないと思うから。学生時代私がホームステイしたお家ではどこもこの作り方だったし、検索してもカトルカールは卵をたて、溶かしバターを加えるルセットのほうがフランス語のサイトででてきます。  このタイプは溶かしバターでワンボウルで作れますが、シュガーバッター法より簡単か、というと、私はそうは思わないです。  卵をどこまで立てればいいのか、 温めたバターの混ぜるタイミングの温度、 バターを入れるとき、生地がボリュームダウンするので艶が出るまで混ぜるのが最初は怖い。  でもワンボウルでできる手軽さもありますし、出来上がったケークのふんわり感は捨て難い。 膨らみをカバーするため本ではBPをいれて補強していますので、失敗することもそこまでないとは思います。怖がらないでしっかり混ぜてくださいね。 この本のカバーは満場一致で、このタイプのブランデーケーキ になりました😊  ふんわり生地にじゅわっと染み込んだブランデー。キリッとしたアルコール分が少しずつ飛び、香りを残しながら生地に馴染み、ふんわりからしっとりに変化するのを毎日味わうのも楽しみなのです。いくつかこのタイプも本に入っていますのでぜひ挑戦してほしいです。  もちろんぐるぐるっと混ぜるだけのケークも入っています。大人気となったバナナブレッド やガトーミエルがこのタイプ。 BP頼りのケークは焼きたては美味しいけど、日を追うと少しパサつくのが欠点ですが (縦に発泡した線が断面にでる、、マフィンなどの水分を入れた生地が多いですが) バナナや蜂蜜などは保湿効果があり、この欠点をカバーしていると思います。他のこのタイプも保湿効果を何かしらでプラスしています。  ちなみに…保湿効果といえば、なんといっても砂糖。砂糖は焼き色を美しくつけ、生地をしっとりさせる上に日持ち効果も。  化学調味料無添加の商品を作るメーカーの友人が、塩分高い、甘いという声もあるけれど、無添加で、減塩、かつ糖度も減らしたら全然日持ちしないから、兼ね合いが本当に難しいとぼやいていて、なるほどね、と思ったこともあります。 お菓子作りを始めると、驚くほどの砂糖が入ってる、とのけぞる人も多いはず。   一度作った後は好みで減らしてもらっても、もちろん構いませんが、焼き色やしっとり感、日持ちは最初の配合と変わることも覚えておいてほしいなと思います。」11月19日 11時23分 - yoochanpetite

若山曜子のインスタグラム(yoochanpetite) - 11月19日 11時23分


#溶かしバターで作るワンボウルのケーキ

お買い上げいただいた皆様ありがとうございます。おかげさまでAmazonもデザート1位だと編集さんから週末朝イチでご連絡がきました😭

毎回のことながら中身を見ずに予約をしてくださることがめちゃくちゃありがたい。
反面、緊張、、もあります。
作ってみて美味しいから買う、とか食べてみて美味しいから買う、みたいな…試着や、実演販売みたいなことができたらいいのにね。(いやそれも著者からしたらだいぶ怖いですけども。)

皆さんが一番作りたいのは、パウンド型で作るケークかな。ポピュラーなのはクリーム状にしたバターに砂糖を加え空気を含ませるシュガーバッター法ですよね。ただこれだけでふんわりした食感にするには少し力が必要。一般的には、膨張剤のBPもいれて、中から発泡させ空気を含ませます。

この作り方のケークが一番美味しいかというとまあこれは好みかなと思います。
実は私が今一番好きなのは卵に空気を入れ、溶かしたバターを混ぜ込むタイプ。
(もっと寒くなるとどっしりタイプに好みは移行します)
たっぷりと空気を含みふんわりと仕上がります。この作り方だと、BPは実はうまく混ぜれば必要ありません。バターは少し少なめなのでしっとり、というよりはふわっと軽い。

もともとフランスのカトルカールというバターケーキは、この作り方だったのではないかと思います。なぜって大昔はBPなんていう膨張剤は一般家庭にないと思うから。学生時代私がホームステイしたお家ではどこもこの作り方だったし、検索してもカトルカールは卵をたて、溶かしバターを加えるルセットのほうがフランス語のサイトででてきます。

このタイプは溶かしバターでワンボウルで作れますが、シュガーバッター法より簡単か、というと、私はそうは思わないです。

卵をどこまで立てればいいのか、
温めたバターの混ぜるタイミングの温度、
バターを入れるとき、生地がボリュームダウンするので艶が出るまで混ぜるのが最初は怖い。

でもワンボウルでできる手軽さもありますし、出来上がったケークのふんわり感は捨て難い。
膨らみをカバーするため本ではBPをいれて補強していますので、失敗することもそこまでないとは思います。怖がらないでしっかり混ぜてくださいね。
この本のカバーは満場一致で、このタイプのブランデーケーキ になりました😊

ふんわり生地にじゅわっと染み込んだブランデー。キリッとしたアルコール分が少しずつ飛び、香りを残しながら生地に馴染み、ふんわりからしっとりに変化するのを毎日味わうのも楽しみなのです。いくつかこのタイプも本に入っていますのでぜひ挑戦してほしいです。

もちろんぐるぐるっと混ぜるだけのケークも入っています。大人気となったバナナブレッド やガトーミエルがこのタイプ。
BP頼りのケークは焼きたては美味しいけど、日を追うと少しパサつくのが欠点ですが
(縦に発泡した線が断面にでる、、マフィンなどの水分を入れた生地が多いですが)
バナナや蜂蜜などは保湿効果があり、この欠点をカバーしていると思います。他のこのタイプも保湿効果を何かしらでプラスしています。

ちなみに…保湿効果といえば、なんといっても砂糖。砂糖は焼き色を美しくつけ、生地をしっとりさせる上に日持ち効果も。

化学調味料無添加の商品を作るメーカーの友人が、塩分高い、甘いという声もあるけれど、無添加で、減塩、かつ糖度も減らしたら全然日持ちしないから、兼ね合いが本当に難しいとぼやいていて、なるほどね、と思ったこともあります。
お菓子作りを始めると、驚くほどの砂糖が入ってる、とのけぞる人も多いはず。 

一度作った後は好みで減らしてもらっても、もちろん構いませんが、焼き色やしっとり感、日持ちは最初の配合と変わることも覚えておいてほしいなと思います。


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2023/11/19

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