若山曜子のインスタグラム(yoochanpetite) - 11月2日 19時49分
あっという間に11月になってしまいました。
今月17日発売の #溶かしバターで作るワンボウルのお菓子 について少しずつ宣伝させてくださいね。
今年はまだ暖かい11月ですが、それでもそろそろ室温に置きっぱなしにしたところで、バターがすぐには柔らかくならなくなってきました。
レンジに少しかけて柔らかくするつもりが完全に溶かし切ってしまったり、なんなら爆発させたり(大惨事)せっかちな私は、もう何回もこれで失敗しています。。
溶かしバターで作る、と初めから決まっていればとても楽。バター待ちしなくていいし、混ぜるのに力も必要ありません。
せっかちの私にとってこれからの季節めちゃめちゃ使うレシピたちです。
何年か前にフランスに行った時、いくつかの有名店のケークのルセットが溶かしバターであることを知って、えっ?!となったわたし。
でも考えてみれば大好きなマドレーヌもフィナンシェも溶かしバターで作りますから、美味しいケークだってできるんですよね。
回転のいい人気店で作るケークは、効率重視。時代と共に端折れるところはサクサク削ぎ落としていってます。もちろん美味しいことは大前提。
クリーム状のバターをイコールに置き換えることはできないけれど、配合しだいでいろんな食感を作ることができる。そして溶かしたところで変わらずバターは美味しいのだよと教えてもらったのでした。
表紙はすこしベージュみをおびたブランデーケーキ 。お酒にこだって良いお酒にすれば、それはもちろん美味しいケークになると思うけれど、フツーのブランデーで普通の卵、砂糖、粉で、こんなに美味しいケーキができるなんて、バターってやっぱりすごいなあと思うのです。
このケーキはお砂糖違いでいくつか作ったんですが、スタッフさんの中でも好みがわかれました。皆さんにも是非お砂糖違いで作ってもらいたいな、というくらい味が変わっておもしろかったです。
ブランデーケーキのいいところは日が経つほどに美味しさが増すこと。そしてアルコール分が飛び、食べやすくなること。
暑かった今年の夏、わたしが一番人に差し上げたケークだったので表紙になって嬉しい❤️
もっと簡単なものだと、サワークリームとレモンのケーキやチョコレートのケーキなど。本当お手軽です。ワンボウルで、どんどん材料を加えていきます。卵を立てなくてもよいので、ガトーミエルと同じくらい簡単なんですけど、ちゃんとしっとりとしたケークです。
寒くなるにつれてコックリしたものが食べたくなるのに、バターがいつまでも固い!!待ってられん!という方はもちろん、お菓子作りは好きだけど、洗い物が少ないといいなあと思う方にも是非見てもらいなと思います。(つまりせっかちでめんどくさがり屋のわたし向きの本なのです。)
写真 福尾美雪
スタイリング 池水陽子
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2023/11/2