高山沙織のインスタグラム(saotvos) - 10月30日 11時47分

【最長片道切符の旅 振り返り♯21】
こんにちはアンドロイドのお姉さんです。
私はただいま長野県の塩尻駅に来ています。
塩尻はワインの町らしくキヨスクには信州ワインが並び、ホームにはぶどう園までありました。
そんな塩尻駅から本日も最長片道切符の旅を始めていきたいと思います。
本日最初に乗る列車は中央西線10時3分発特急しなの号
特急しなの号に乗るのはこの旅でも2回目。
この前は松本から長野までを北上していきましたが、今回は一気に南下して名古屋駅を目指します。

名古屋駅までは1時間58分。
昨日乗った飯田線に比べたらあっという間ですね。

列車はのどかな山間の道を進んでいきます。
カーブの多い区間を走る特急しなの号は、制御式振り子装置のおかげで速度を保ったまま走ることができます。
ただちょっと酔うかも。
そして名古屋駅に到着。
さすが大都会名古屋駅の規模や人の多さが段違いです。

名古屋駅でひつまぶしをテイクアウトし再び列車に乗っていきます。
次は特急南紀に乗って和歌山の紀伊半島を一周。
車両はキハ85系。
こちら今年の7月に新型特急車両HC85系に置き換わるらしく、もうそろそろ見納め。座席がハイデッカー構造という地面より一段高い作りになっていて、車窓から の景色もよく見えます。座り心地もまあまあいい感じです。

トイレはなんと和式トイレでした。

列車は出発し名古屋駅で買ったひつまぶしでも食べます。
ミニでも2450円とブルジョワジー価格。
車内で食べるにしてはめちゃめちゃ豪華 ですね。

高いだけあってやっぱり美味しい。

列車は三重県の四日市駅を出発ここら辺で車掌さんが検札にやってきたのですが、衝撃の事実が発覚。列車は最長片道切符のルート通り関西本線と紀勢本線を経由して進んでいたのですが、路線図の通りだと亀山駅で一旦スイッチバックをする必要がありました。しかし現在乗っている特急南紀と快速みえだけは第3セクターの伊勢鉄道を経由してショートカットして進んで行けるのです。
普通の移動ならショートカットはウェルカムなんですが、これは最長片道切符。
今まであえて遠回りをしてきたのにここで ショートカットしちゃだめだろうという ことで乗る列車間違えました……。

とりあえず 車内で伊勢鉄道分の料金を払うことに。
今までも結構ルートミスしちゃっててリカバリーというか来た道をいったん戻って正しい列車に 乗り直すみたいなことはしたんですが、次の日大阪で外せない用事がありまして今から一旦戻って正規ルートで亀山まで戻ってってやってると大阪までの終電がなくなっちゃうので……。諦めました。

さて、ショートカットしたおかげで列車はあっという間に三重県の県庁所在地の駅 津駅に到着。
津駅を超えると本来のルートであった紀勢本線と合流します。
列車は三重県と和歌山県の県境、熊野川を渡ってゆき、終点の新宮駅に到着。

和歌山県の新宮駅去年なんか3回ぐらい来た気がしますね。日本最長路線バス八木新宮線の終点だったり、世界遺産湯の峰温泉に行った際も行きましたね。

さて次に乗るのは特急くろしお。
ずっと乗っていけば新大阪までたどり着くのですが、最長片道切符では和歌山駅まで。
そして新宮駅はJR東海とJR西日本の境界駅。ということでここから本格的にJR西日本の区間に入っていきます。この旅をスタートしてから35日目ようやく（一回糸魚川で入ったけれど）JR西日本に帰ってきました。

ということで新宮駅を出発。
出発してから約2時間で和歌山のリゾート地白浜に到着。
綺麗な海もあり日本最古の温泉もあって その上ジャイアントパンダまで見られる白浜は関西随一のいいところですね。
まあ夜なんで誰もおりませんが 、それにしても紀伊半島を一周するというのは特急を使っ ていても結構時間がかかるものなのですね。
スーパー”オークワ”で買ったみかんのお酒を飲みながらゆるゆる進んでいきます。
出発してから3時間15分でついに和歌山駅に到着です。

次は和歌山線に乗っていくのですが、時刻は21時すぎ、この先終電の関係でこれ以上進むのは難しそうなので和歌山駅で本日の最長片道切符の旅を終えたいと思います。
いやー今日はミスしちゃいましたがようやく関西にやって来れました。

これから大阪の実家に一旦戻ろうかと思います。今回も動画見ていただきありがとうございます次の動画でお会いしましょう。

後日、懺悔の旅に旅立ちました。
三重県四日市市の河原田駅から伊勢鉄道に乗ることなく亀山駅へ、そこから紀勢線の普通列車に乗り換えてルート修正。
いくらでも間違いは正せるのだ。

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