高山沙織さんのインスタグラム写真 - (高山沙織Instagram)「【最長片道切符の旅振り返り♯22】こんにちはアンドロイドのお姉さんです。私はただいま和歌山駅に来ております。最長片道切符の旅を始めて1ヶ月以上ようやく関西に戻ってきました。ボロくなってきた最長片道切符を使って今日も移動していきます。本日最初に乗るのは和歌山線の列車。 9時55分和歌山駅を出発。今回和歌山線と桜井線を乗り継ぎ約3時間かけてJR奈良駅まで向かうのです。阪和線で天王寺に行って、そこから関西本線で奈良に行く方が時間も距離も短いのですがこれは遠回りの旅ですので……。ロングシートで2時間乗り続け高田駅に到着。ここで桜井線に乗り換え奈良駅を目指します。こちらの桜井線、2010年の平城遷都1300年祭に合わせて「万葉まほろば線」という愛称がつけられました。まほろばとは素晴らしい場所という意味らしく、この沿線の多くは万葉集に乗っている歌の舞台になっているのだそう。 40分ほどでJR奈良駅に到着。大阪から奈良に行く時はいつも近鉄使うのでJR奈良駅は初めて来たかもしれない。ここの駅前にはさすがに鹿はいないようです。次に乗る列車は大和路線快速天王寺行き。ようやく大阪に入って行くわけです。この列車の面白いところは大阪環状線に直通しているというところ。逆に言えば大阪環状線内でもし寝過ごしてしまったりすると、いつの間にか奈良とか和歌山に連れて行かれる可能性があるということ。いやー恐ろしいですね。うとうとしていると日本一高いビルあべのハルカスが見えてきました。というわけで天王寺駅に到着。行き先表示ではこの列車の終点は天王寺駅になっていますが、それは大阪環状線をぐるっと一周した後の天王寺駅のことなのでまだこの電車に乗車していきます。大阪の都心部を環状運転している大阪環状線。車窓からはお馴染みの風景が覗きます。新今宮まで行くまでに通天閣が見え、西九条駅ではユニバの袋を持った人が沢山乗り込んできます。そして西日本最大のターミナル駅大阪駅で乗客が一斉に下車。私はグランシャトーで有名な京橋駅で降りました。天王寺から京橋へ行くなら環状線の内回りで行った方が10分ほど近いのですが、あえて外回で遠回り。地元民だったら絶対しないアホみみたいな乗り方ですね。というわけで京橋駅に到着。ここは京阪電車（おけいはん）との乗り換え駅でもあります。今度は学研都市線に乗っていきます。大阪出身なので”学研都市線”で馴染んでしまっているのですが、正式名称は片町線と言います。大阪の京橋から京都の木津までを結ぶ片町線。停車駅は24駅あるのですがその中に「片町駅」は存在しません。というのも昔は浪速鉄道という施設と連絡するターミナル駅として「片町駅」が存在していたのですが、500m ほどしか離れていなかった隣駅の京橋駅の方が便利すぎたため、駅が消滅してしまったのです。さて列車は「放出駅」に通過。この難読駅は有名ですよね！ホウシュツじゃなくてハナテンと呼びます。約1時間ほどで京都の木津駅に到着。ここから再び関西本線大和路快速に乗り換えます。乗車してから6分お隣の加茂駅に到着。乗り換えていくのは急にいなかっぽい風貌の列車キハ120系。同じ関西本線なのですが、ここから先は非電化区間になるためディーゼルカーで進んでいきます、列車は木津川に沿って走っていきます。進むこと約1時間。三重県の柘植駅に到着です。乗り換えるのはこちらの113系の車両。なんと今年の4月1日に引退したらしいです。国鉄時代から使われていた車両のようで測らずも最後に乗ることができました。列車は草津線で滋賀県の草津駅へ。草津駅で琵琶湖線に乗り入れてくれるのでこのまま乗りっぱなしで京都の山科駅に向かいます。乗車してから約1時間山科駅に到着です。ここから謎に琵琶湖を一周してきます。朝、和歌山を出発してもう夜なのに琵琶湖一周とは？？湖西線の新快速に乗っていきます。列車は琵琶湖の真横を通ってると思うんですけど、夜なので本当に何も見えないですね。真っ暗な中新快速で約1時間、近江塩津駅に到着。ここから北陸本線に乗り換えていきます・ホームに米原駅の普通列車が入線してきました。列車は約30分ほどで米原駅に到着、ここから本日初の特急列車しらさぎ号に乗っていきます。快速列車にはのっていたけれどね。特急で快適に移動すること約30分で本日のゴール岐阜駅に到着です。いやー今日も12時間ぐらい乗りました。というわけで本日の最長片道切符の旅はこれにて終了。降り立ってみてびっくりしたんですが、岐阜駅が都会すぎる！！このペデストリアンデッキもまるでお台場みたいだったよ（言い過ぎ）」11月13日 20時03分