三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「先週の相場を振り返りましょう。先週の米市場で主要3指数はまちまちの値動きとなりました。ダウ平均は週足で約0.3％と小幅に下落する一方でS&P500は5週ぶりに反発、ナスダック指数やフィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）は上昇しました。米政府機関の閉鎖を一時回避するつなぎ予算の成立が好感されました。加えてロシアが燃料輸出の禁止措置を緩和すると報じられ原油価格が下落したことなどが支援材料となったようですが、米長期金利の上昇は一服する場面があったものの高い状況です。週末に発表された9月の米雇用統計は、失業率　予想3.7％→結果3.8% 非農業部門雇用者数　予想16.6万人→結果33.6万人(7.8月分も上方修正) 平均時給前月比　予想0.3％→結果0.2% 平均時給前年比　予想4.3%→結果4.2% と特に非農業部門雇用者数が予想を大きく上振れとなりました。 6日のダウ平均は、前日比288ドル01セント高の3万3407ドル58セントと反発。日米長期金利の上昇が続くなか、 S&P500は200日線に支えられて反発していますが、今週どうなるか注目です。日本市場を見てみますと先週の日経平均は週足で862円95銭下落で3週続落。終値で31000円の節目を割りこみました。マザーズ指数は700ポイントを割り込み、年初来安値を更新し、その後反発したものの週足では下落となっています。先週は日銀がETF買い入れを久しぶりにしましたね。 4日のに701億円買い入れましたが、日銀のETF買い入れは3月14日以来となり、植田総裁のもとでは初めてです。この水準で買われるんだ…というのは一つの手がかりになるのではと思います。安川電機6506の決算発表がありましたが、上期としては、売上高・営業利益ともに過去最高を更新し、6-8月期営業利益は市場予想を上回ったものの、受注高は前年同期比および前四半期比でともに減少となっています。米国市場については半導体生産の現地需要が高まる一方で中国の経済状況の見通しについてネガティブな発言もありました。押さえておいてください。さて今週は11日に9月卸売物価指数（PPI）とFOMC議事録、12日に9月消費者物価指数（CPI）が発表されるので注目です。また米政府機関の閉鎖を一時回避するつなぎ予算の成立があったものの議長解任と引き換えに…という印象で下院議長の問題もありますよね。今後の動きに注目です。写真は「お金の知りたいを解決！お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」での一枚。 2023年10月の講師で呼んでいただきました。ありがとうございます！よろしくお願い致します🤲」10月8日 15時49分