三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「先週の相場を振り返りましょう。先週の米市場で主要3指数は下落しました。特にナスダック指数は週間で3.6%下落と、週間での下落率としては3月以来の大きさでした。長期金利が上がるとハイテク株には逆風ですね… FOMC は予想通り政策金利の据え置きを決定。パウエルFRB議長の講演ではインフレ率が目標値に達するまでの道のりは長いとの見方が示されました。また経済見通しが上方修正されたことなどから米国の金融引き締めが長期化するとの観測から金利が上昇しています。米長期金利は週足で続伸し、約4.44%で着地。ドルインデックスは10週続伸し、ドル円も円安方向に動きました。また15日に全米自動車労組（UAW）のストライキが始まり、自動車大手3社の一部の工場の稼働が止まりましたが、UAWは22日にGMとステランティスに対してストライキを拡大すると表明しており、ストライキ長期化の懸念も相場の重しとなったようです。日経平均は週足では1131円の下落です。 22日の日経平均株価終値は3万2402円41銭となっています。日本のCPI総合指数は105.9と、前年同月比3.2%上昇、生鮮食品を除く総合指数は105.7と前年同月比3.1％上昇、伸びは7月から横ばいも、予想上振れ。生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は105.2と前年同月比4.3%上昇と、予想より上振れする強い結果でしたが、日銀金融政策決定会合では、日銀が現在の大規模緩和策の維持を全員一致で決定。マイナス金利、YCCの枠組みをそれぞれ維持するとのことで、金融政策のフォワードガイダンスの文言変更もありませんでした。ただ日本の金利もじわっと上がっていますね。中国では不動産大手の融創中国がアメリカ・ニューヨークの裁判所に破産法の適用を申請したと報じられました。恒大集団が先月アメリカで破産法の適用を申請しましたが、中国不動産大手の先行き懸念は深刻化しているといえます。恒大集団については中国当局が恒大集団の富裕層向け資産管理部門の複数の従業員を拘束したと報じられて(16日夜とのこと)いるほか、国外債務の再編案について条件を見直す必要があることを香港証券取引所に文書で提出したことなど、引き続き動向を注視したいところです。 #投資家さんと繋がりたい＃先週の相場＃相場まとめ＃金融＃株式投資」9月24日 14時13分