三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「先週の相場を振り返りましょう。先週の米市場はまちまちの値動き。ダウは週足で反発となりましたが、 S&P500とナスダックは続落となりました。また半導体のSOX指数が、エヌビディアなどの下落もあって大きく下げました。米格付け会社フィッチが米国債を格下げしましたが、今週格付け会社のムーディーズが米大手地銀の一部を格下げしたことが嫌気されました。また7月の中国の貿易統計が軟調だったことが中国の内需の弱さを示したと世界経済の先行き懸念に繋がったようです。経済指標では7月のCPIはエネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比4.7%と伸び率が市場予想を下ぶれ。コア指数はは前月比0.2％上昇となり、前月と同じ数値で、アフターコロナでは最低水準が続いています。総合は前年比3.2％上昇と伸びが前月の3.0％から13カ月ぶりに加速したものの、市場予想は下回る結果でした。また同日発表の週間の新規失業保険申請件数が24万8000人と予想を上振れたことから、インフレが予想以上に鈍化し、労働市場の逼迫が和らいだと取られ、米追加利上げへの警戒感が後退したようです。ただ翌日発表の7月のPPIの上昇率は前月比0.3%上昇と、市場予想を上回る結果に。インフレ圧力が意識され、米長期金利が上昇。ハイテク株の重しとなりました。また原油価格が上昇しており、ドル円も上昇しています。エネルギー関連について明日YouTubeでお伝えしますね(^^) 日経平均は週間では約280円高となっています。金曜休場で4営業日でしたが好決算の銘柄を中心にやや買われたようです。来週は火曜の小売と16日FOMC議事要旨が注目ポイントでしょうか。夏枯れ相場で流動性に注意してまいりましょう☆」8月13日 16時28分