三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 6月18日 08時28分

先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場は上昇。ダウ平均も年初来高値を更新してきました。S&P500とナスダック指数は高値をさらに更新しています。
先週はイベントが盛りだくさんでしたね。
13〜14日のFOMCでは、市場の予想通りに政策金利は据え置きとなりましたが、年内にあと2回の追加利上げという見通し(上方修正)が示されました。
15日のECB理事会では8会合連続の利上げが決定されました。
16日の日銀金融政策決定会合で現行の金融緩和策の維持が決定されたことが買い材料となりました。金融緩和継続は全会一致とのことで、植田総裁の発言では粘り強く金融緩和を継続していくとしています。
経済指標では5月CPIは予想を下振れした一方で、
5月の米小売売上高が前月比0.3%増と市場予想を上振れし、個人消費の堅調さを示す結果となりました。
ミシガン大消費者態度指数（速報値）は63.9と市場予想の60.2を上回ったほか、前月の結果も上振れし、4カ月ぶりの高水準となったことなどからFRBの金融引き締めが長期化するとの見方が相場の重しとなったようです。
一方で米市場の堅調さは見受けられるような指標発表でした。

日経平均は10週続伸となりました。
海外投資家が11週買い越しして総額が1兆ドルを超えたと言うことが報じられています。
市場の関心は過去最長の12年11月から13年3月の18週連続の買い越し記録にどこまで近づけるかが相場の関心ごとの一つといえそうです。

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