三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「毎週日曜日恒例♬ 先週の相場を振り返りましょう。先週の米市場は上昇しました。ダウ、S&P500は3週ぶりに週足で反発、ナスダックは週間で3％を超える上昇で4週続伸となっています。大型ハイテク株が強いです。米債務上限を巡る懸念が相場の重しとなっていましたが、マッカーシー下院議長がデフォルトにはならないと確信していると発言するなど、債務上限で合意が見込まれたことからリスクオンに傾いたように見えます。ただ週末には米債務上限問題で議論が難航していることから懸念が再び意識されたほか、米地銀株が下げたことで金融不安のリスクも再び意識はされているようです。 6月FOMCに向けての動きとしては、6月の利上げ停止が適切との論拠はまだ見当たらないとの米ダラス連銀総裁発言などタカ派な発言もあったものの、注目されたパウエルFRB議長の19日のイベントでの発言で、インフレはFRBの目標よりはるかに高いとしているものの、銀行の信用状況が引き締まっているのを踏まえて6月の利上げ休止の可能性を示唆したことが買い材料となったようです。週末の19日の米市場は反落。ダウ平均は前日比109ドル28セント安の3万3426ドル63セントと3日ぶり反落。経済指標を見てみると、前週のCPI、PPIと軟調な結果の経済指標が続くなか、5月の米NY連銀製造業景況指数は市場予想を下ぶれ。ただ4月コア小売売上高や鉱工業生産指数は市場予想を上回る結果となりました。さて先週は日経平均が強かったですね！海外投資家の買いが4月から継続していると見込まれており(バフェット買いの追い風も)、5月第2週の投資部門別売買動向では海外投資家が7週連続の買い越していることが示されています。日本株への先高期待感や、東証のPBR1倍割れ企業に対しての勧告や取り組みなどが背景にあるのでは。 2023年1-3月期GDP速報値は前期比0.4%増、年率換算で1.6%増と3四半期ぶりのプラス成長で、先進国では遅れてのコロナ禍からの経済回復で個人消費も伸びているよう。インバウンド期待も。加えて先週は為替市場での円安も支援となりました。 3万円台をつけても日経平均のPERは14.2倍程度となっており割高とはいえないものの過熱感はある…そんな状況で上値を今週追っていった形です。週末19日の日経平均株価は、前日比234円42銭高の3万0808円35銭と7営業日続伸。 33年ぶり(1990年8月以来)となるバブル崩壊後の最高値を付けたことが各所でニュースになっていますね。週末ですが下落せずでした、日経平均強し！ TOPIXは3.84ポイント高の2161.69と6営業日続伸となっています。写真は札幌セミナーで登壇した時のもの。故郷で毎年講演させていただけていることに感謝です。ご来場くださった皆様、ありがとうございました！ #投資家さんとつながりたい」5月21日 17時56分