三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 8月6日 10時50分


先週の相場を振り返りましょう。
先週の米市場は、主要3指数が揃って下落となりました。
ちなみに7月が終わりましたが7月の月足は塩さん指数は揃って上昇し、S&P500とナスダックは5カ月連続の上昇となっていました。
先週相場の流れが変わったきっかけについてお伝えしていきます。

米国のインフレを表す経済指標が揃って軟調だったことや、FOMCでのパウエルFRB議長の講演など、2022年から行われていた米国の急速な金融引き締めが終了に近づいているとの期待感が相場を牽引していましたが、
3日にフィッチによる米国債の格下げ(米国の長期外貨格付けを「AAA」から「AA+」に格下げ)が投資家心理を悪化させ、利益確保の売りにつながったよう。
米財務省が発表した8-10月の米国債の新規発行額が予想以上に増えたことで需給悪化懸念から長期金利が上昇したことが
成長株を中心に相場の重しとなったよう。

経済指標では、
7月ADP雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比32万4000人増と市場予想を上回り、
4-6月期の労働生産性指数(速報値)は市場予想を上ぶれ、
7月の米ISM非製造業景況感指数は低下(節目の50は上ぶれ)しています。
そして注目されて7月の米雇用統計は、
【非農業部門雇用者数】
予想20.0万人増→ 結果18.7万人増
(前回20.9万人)予想も前回も下振れる結果に。
【失業率】
予想3.6%→結果3.5%
良い結果。
【平均時給 前月比】
予想+0.3%→結果+0.4%
【平均時給 前年比】
予想+4.2%→ 結果+4.4%
賃金は高止まりの様相。
全体としてはまちまちの結果だったといえますが、FRBによる利上げ継続のリスクが意識されたようです。

日経平均も週間では500円を超える下落となっており、先物も下げてます。
個人的に日本株は決算と相場の流れを見極めながら、中期的に買いで仕込みたいイメージでいます。あくまで個人の考えですが参考になれば幸いです。


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2023/8/6

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