三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 8月27日 11時39分

先週の相場を振り返りましょう。
週足で米市場はまちまち。
ダウ平均は小幅に下落する一方でS&P500とナスダックは4週間ぶり反発。

今週注目されたのは23日のエヌビディアの決算と、25日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演でしょう。

エヌビディアの23日引け後に発表された2023年5-7月期決算で売上高が過去最高の135億1000万ドルと市場予想上振れのとても強い結果に。EPSも市場予想を上回ったほか、見通しも市場予想以上になったことで時間外でも買われ、半導体関連やAI関連が物色されましたが、結局失速。相場がピークアウトしたことを示す兆候かもしれません…注視しておきましょう。

25日にはジャクソンホール会議にてパウエルFRB議長がインフレ率について依然として高すぎると指摘し、追加の利上げを示唆したことで市場はタカ派と捉えられたようです。
ジャクソンホール会議はパウエルFRB議長が2022年の講演で0.75%の利上げを示唆したことが記憶に新しいですね。今年も同様となりました。ただ次回9月のFOMCで金利据え置きの可能性も示唆されており、結局無難に通過したとの見方や、去年と違い利上げサイクルの終了が近いとの見方から下落のあと株は買い直される形となりました。

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日経平均は週足で174円高と反発。
週末25日の日経平均株価は、前日比662円93銭安の3万1624円28銭となっています。

今週は米雇用統計やPCEコアデフレーターなど重要な経済指標発表があります。ダウ平均、日経平均と米市場日本市場ともに25日移動平均線が下向きに転じており、下落転換してきているなかで中国不動産市場の動向にも注目すべきだと考えます。何かあったらこう対処すると考えて相場と向き合った方が良いのではないでしょうか。

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