三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 9月4日 09時32分

先週の相場を振り返りましょう。

先週の米市場は上昇。主要3指数は週足でそろって上昇。
特にナスダックは3％超え、半導体のSOX指数は5％超とハイテク株の強い1週間でした。
アメリカの長期金利が下落したことが安心感につながったほか、中国で景気対策が発表されたことも寄与した模様。

経済指標では、29日に発表された7月の米雇用動態調査（JOLTS）で、非農業部門の求人件数が市場予想を下振れて2021年3月以来の低水準となったほか、
米 8月消費者信頼感指数も106.1と市場予想を下振れする結果に。
8月のADP雇用統計も前月比17万7000人増と市場予想を下回ったほか、
4-6月期のGDP改定値が下方修正されたこともあり、FRBによる追加利上げ長期化懸念が後退しました。
8月の米雇用統計では・非農業部門雇用者数：予想16.5万人→結果18.7万人(前月18.7万人)
・失業率：予想3.6％→結果3.8%(前月3.5％)
・平均時給前月比：予想0.3%→結果0.2%(前月0.4％)
・平均時給前年比：予想4.3%→結果4.3%(前月4.4％)
失業率が予想より悪かったことや、平均時給も弱かったものの、労働参加率は過去３年半で最高となっています。
4日はレーバーデーの祝日となりますので、米市場は3連休です。

日経平均は週足で1086円の上昇。9月1日の日経平均株価終値は3万2710円62銭となっています。
先週末にTOPIXはバブル崩壊後の高値を更新しており、日本市場は強い値動きでした。
再び上昇転換した日本市場は週末に9月限先物・オプション取引のメジャーSQを控えており、今週の値動きに注目したいところです。

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