佐渡裕さんのインスタグラム写真 - (佐渡裕Instagram)「9月23日、ブザンソン国際指揮者コンクール最終審査の日。見事グランプリを勝ち取ったのは25歳の若きフランス人、Swann Van Rechem（スワン・ヴァン・レーチェム）！ファイナリスト3人は皆才能に溢れており、レベルの高い決勝となりましたが、スワンはバトンテクニック、リハーサルの進め方、オーケストラとのコミュニケーション、そして演奏会形式の本選といずれも秀逸。それに加え彼は「特別な何か」を持っていると感じました。審査員投票も圧倒的な結果でしたし、その「特別な何か」が指揮者にとって一番大事なものかも知れません。 34年前に自分もファイナリストの一人としてこの舞台に立ち、スワンのように多くの喝采を浴びたことを、昨日のことのように思い出す特別な夜となりました！ですが・・・表彰式はフランス語のみでアナウンスされるので、実は僕、式が終わっても自分が何位だったのか分かっていなかったんです😆 1989年は珍しく1位が二名選ばれたんです。最初に僕の名前がコールされて拍手を受け、そしてもう一人のファイナリストも呼ばれて拍手が沸いた・・・。式が終わると同時にテレビ局のカメラやマイクを向けられたけれど、もう一人の彼にも同じように向けられている？？？みんな「congratulations！今のお気持ちは？」と聞いてくるわけで、当然答えは「サンキュー！アイアムベリーハッピー」となるわけです😆　何位かわからないけど・・・そんなこと今さら聞けないじゃないですか？結局日本の両親からの電話で「優勝おめでとう！NHKのニュースで流れてたで！」と言われて初めていうことで「あっ！俺優勝だったんだ」と知ったわけです✊ 今回偉大な指揮者ハンス・グラーフさんをはじめ、錚々たる顔ぶれの審査員の中、審査委員長を任されたことはとても光栄なことでした！スワン、改めておめでとう！僕は君の大ファンになったよ✊これからの活躍を心から楽しみにしています！ #ブザンソン国際指揮者コンクール#besancon#conductingcompetition @festivalmusiquebesancon #佐渡裕#YutakaSado @yutakasado_official」9月25日 12時01分