佐渡裕のインスタグラム(yutakasado_official) - 9月22日 00時44分

第1次ラウンドは、ベートーヴェンの交響曲4番の1楽章を、オーケストラとリハーサルする審査を1日20名実施。持ち時間は1人14分ほど。
指揮をするというのは、精密で美しい腕時計のよう。まず正確でなければならないし、エレガントであってほしい。そしてそのエレガントさは、音楽に正面から向き合っているからこそ生まれるモノなのです！
それにしても第 1ラウンドからたくさんの聴衆が集まって、客席も凄い熱気でした。

1次2次予選を経て20名から８名に絞られ、その後セミファイナル・ラウンド（準決勝）が終わって3名のファイナリストが選ばれました！まずは３名の合格者に「おめでとう！」だね〜
セミファイナル・ラウンドはオペラと協奏曲を指揮し、リハーサルを行うという内容です。曲目は＜魔弾の射手＞からマックスのアリア、＜フィガロの結婚＞から伯爵夫人のアリア、そして＜蝶々夫人＞の1幕の最後のデュエット。協奏曲はショパンのピアノ協奏曲２番２楽章と、ラヴェルの協奏曲 1楽章。若い指揮者にとっては決して簡単な課題ではないのですが、とても興味深い内容となりました。

お客様も日に日に増え、つくづく歴史のある大きなコンクールなのだと実感しています。決勝は土曜日。審査するこちらがドキドキしますが、ブザンソン国際指揮者コンクールのグランプリに相応しい者が栄誉を勝ち取ることでしょう！

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