佐渡裕のインスタグラム(yutakasado_official) - 9月23日 02時01分

さあ、いよいよコンクールも決勝ラウンドです！
最終審査は演奏会形式で行われます。モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ序曲」、世界初演の新曲、そしてリヒャルト・シュトラウスの「ドンファン」をファイナリストの3人全員が指揮をします。ただ指揮するだけではなく、本番の舞台上での魅力や振る舞いも採点の対象になります。
ブザンソンのコンクールで優勝するということは、すなわちすぐに仕事が回ってくるということ。即戦力として、一流のプロのオーケストラの前に立ち、聴衆の前で立派に演奏会をやり終えなければいけないのです！　
つまり僕もそうでしたが、コンクールに通ってからが大変なんです。
レパートリーではない初めての曲ばかりどんどん依頼され、初めて振るオーケストラ、初めて出会うソリストと初めての場所での仕事ばかり… と、悩むのはこれから。
でも大きな喜びもこれからやってくるんです！
今回審査委員長として34年ぶりに戻ってきたブザンソン指揮者コンクールですが、1989年に僕の本選を生で聴いてくださっていたお客さんが声を掛けてくださいました。1人のお婆ちゃまは、その時のプログラムを綺麗に保管しておられ、なんと僕にプレゼントしてくださいました！
これが34年前のプログラムと、ファイナリスト3名を紹介した当時の新聞記事です。

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#イルドフランス国立管弦楽団#Orchestre_national_d'Île_de_France @ondif
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