前田エマさんのインスタグラム写真 - (前田エマInstagram)「8月24日（木）渋谷にある本屋 @spbs_tokyo で、トークイベントに出演します。映画『はちどり』から覗く、韓国カルチャーのしらべ──『はちどり　1994年、閉ざされることのない記憶の記録』刊行記念トークイベント桑畑優香×前田エマ @ SPBS本店映画見てなくてもたのしめます！オンラインもあります！翻訳家・ライターとして活躍する桑畑優香さんとお話しさせていただきます。桑畑さんは、私がBTSをきっかけに韓国のカルチャーや歴史に興味を持ち始めた最初の頃から、ずっとずっとお名前を知っていた方なので、お会いできることが嬉しいだけでなく、とても驚いております。（日本におけるBTS関連の書籍の多くを、桑畑さんが手掛けられているのです！！私も色々読ませていただいてきております・・・！）桑畑さんは、1990年、大学時代にアメリカに留学されました。その前後がどんな時代だったかといえば、日本はバブル期でしたが、世界では天安門事件、ベルリンの壁の崩壊、湾岸戦争など、さまざまなことが起こっていたそう。桑畑さんは日本から見る世界と、他の国に自分が出てから見える世界が本当に違うと実感したそうです。私も大学時代にウィーンに留学した時、そのことを頭では分かっていたものの衝撃を受け、その経験が韓国留学へと繋がっている気がします。その後桑畑さんは日本へ帰国し、新聞社に入社されるのですが、しばらくして再度アメリカに留学されます。その時通っていたのが、韓国の初代の大統領が留学していた学校だったそうで、そこには韓国からの留学生が多かったそう。そこで「韓国って面白い！」と感じ、延世大学、そしてソウル大学の院へと進まれました。ちなみに私がこの夏まで留学していたのは延世大学の語学堂です。その頃の韓国は、民主化から数年が経った頃で、さまざまなカルチャーが流れてきて、それを韓国流のエンタメに創造していく、今の韓国カルチャーの原点となるような時代雰囲気があったそう。その後、桑畑さんは日本でテレビのお仕事につかれ報道番組を担当されますが、それは日韓ワールドカップ、ヨン様ブームの少し前のことだったそう。なので、桑畑さんはカルチャーが日本と韓国を繋げてきた第一次ブームの頃から、様々な言葉を日本に届けて来られた人なのです。映画はちどりを私が最初に見たのは4年前でしょうか。劇場で見たのですが、当時の私は韓国映画をほとんど見たことがなく、そして社会や歴史の問題についてもたいして関心がなく、はちどりが扱っているテーマや、この映画が世界で評価され、韓国映画史においてもとても重要な作品である意味が、恥ずかしながらよくわかっていませんでした。ですが、映画を観ている間、幼い頃に感じていた怒りの感情が、心の中によみがえってきました。この感情は、今の私の創作において、とても大切なものなのですが、おそらくこの映画を観なかったら、その感情に向き合うことがなかったと思います。だって、その感情を尊重して言葉に出して怒っていいのだと、教えてくれる世界があるなんて、思ってもみなかったのです。イベントは、オンラインと、リアルと両方あります。いろんな話ができたらいいな〜〜〜 @spbs_tokyo ・・・【8/24(木)イベント開催決定】今年３月に書籍『はちどり　1994年、閉ざされることのない記憶の記録』（オークラ出版）が刊行されました。本書は韓国映画『はちどり』の脚本や映画に関する寄稿、対談をまとめた書籍の邦訳版です。2018年の釜山国際映画祭で初公開され、国内外のさまざまな賞を受賞し、韓国で上映され大ヒットを記録、2020年に日本でも公開され話題を呼んだ『はちどり』。SPBS本店では書籍の刊行を記念し、トークイベントを開催します。本イベントでは、『はちどり』がなぜ世界中の人々を魅了したのかについて、1994年から３年間韓国への留学経験があり、BTSをはじめとするK-POPアーティストへの取材や書籍の執筆・翻訳などを手掛け、韓国カルチャーへの造詣が深い桑畑優香さんと、韓国カルチャーや歴史に興味を持ち留学し、いままさに現地のカルチャーと共に生活を送っている前田エマさんのお二人に、独自の考察を交えて語っていただきます。そして、映画から派生して、お二人が韓国に興味をもったきっかけや、現代の韓国社会、最近気になる韓国文学やドラマ・映画・音楽などについて、韓国での実体験をまじえて自由に楽しく、たっぷりお話しいただく予定です。また、韓国に興味を持ち始めた・持っているお客さまと、質問コーナーを通してオープンに交流し、さまざまなお話をしていただきます。また、本イベントに寄せて、登壇者の桑畑さん、前田さん、書籍を担当編集した朝木さん、それぞれによる計30冊の選書を特別にご用意しました。映画『はちどり』から連想した、個性溢れるセレクトになっています。この機会にぜひ、韓国のカルチャーに触れてみてはいかがでしょうか。みなさまのご参加をお待ちしています。 :: 詳しくは私のInstagramのアーカイブeventからどうぞ！」8月20日 22時11分