ZOZOTOWNのインスタグラム(voice_zozo) - 6月11日 19時40分


.
「どの作品もきっとどこかで誰かが見てくれている」

-------------
VOICE #8 (1/3)
金安 亮 / イラストレーター
@ryo_kaneyasu
-------------

最初に金安さんの作品に出会ったのは、
たしかレコード屋だった。
レコードのジャケットに描かれていたのは、窓辺から見える海と太陽と雲。一目見ただけでその作品の虜になっていた…
作品中の人物が着ている服はシンプルなのに、シルエットや着こなしがモダンで惹かれる。

個展で実際にお会いしたとき、彼はdaiwapier39のセットアップにアメリカ製のニューバランスを合わせていて。決して目立ったり主張しすぎたりはせず、でも彼自身のこだわりがじわじわと伝わってくる、そんなシティスタイルがカッコ良かった。

ゆるくて等身大、けど繊細さも秘めている。
そんな作品を描く金安さんにお話を伺うことができた。

-------------

【学生の頃からイラストレーターを目指していたのか?】

学生のころからデザインなどのクリエイティブな仕事をできればなとはぼんやり思い描いていたが、特にイラストレーターになりたいというわけではなかった。
.
.
【イラストレーターになったきっかけは?】

デザイン系の会社に入社して、アパレルのテキスタイルデザインをしていた。
クライアントがいて、発注の要望に応えるのが仕事。

依頼されるデザインは、花だったり、動物だったり、時には幾何学模様だったり…といろいろで。
様々なデザインを描くことで、次第にできるデザインの幅も広がっていったんだと思う。

2015年頃にインスタが世に出始めた時期に、息抜きがてら自分が描いたイラストを投稿し始めた。
当時は、それがまさか今の仕事に繋がるなんて考えもしなかったけど…

フォロワーがまだ500人くらいの時に、ある雑誌の編集長から突然DMをいただいて。それが僕にとってイラストレーターとして初の仕事になった。

そうやって依頼された仕事を受けつつ、作品をポートフォリオに載せてというのを繰り返していくうちに、いつしかイラストの仕事が軌道に乗り始めて。
本格的にテキスタイルデザインからイラストレーターへとシフトすることに。
.
.
【イラストレーターになって良かったことは?】

テキスタイルの仕事は「こういう柄を作ってほしい」というのが念頭にあって、それに沿うように自身のタッチを変える、匿名に近い仕事だった。

それに比べてイラストの仕事は、自分の決まったタッチを求めて依頼がくる。その方が自分の作品を求められている感じがして。やりがいを感じる。

-------------
次回は、6/12(土)公開予定。
続編では、彼の作風に最も影響したであろう音楽の話。


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

34

0

2021/6/11

ZOZOTOWNを見た方におすすめの有名人

ファッションのおすすめグループ