ZOZOTOWNのインスタグラム(voice_zozo) - 4月4日 19時51分
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「スタイリストと出会い、
いつの間にか私もスタイリストになっていた」
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VOICE #4 (1/3)
Reina Ogawa / Stylist
@ogawa_reina
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高校卒業後、ネイリストになるための勉強もした。
夢の国でアルバイトも。
「アクネでPRの仕事やってみない?」
そう声をかけられ、ファッションの世界へ。
当時はスタイリストへアイテムを貸し出す側としてスタイリストを見ていた。
そしてスタイリストのデミデム(@demidemu )と出会い、彼女のアシスタントに。
独立後は海外へ行くと何となく決めていた…
現在、ロンドンを拠点にスタイリストとして活動する彼女だからこそ語ることのできる日本で活動することとの違いや、スタイリストという仕事について聞かせてもらった。
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【なぜ、活動拠点を海外に?】
私の師匠であるデミデムは、ポーランド人でありながら日本を拠点に活動していて。
彼女のスタイリングには、日本で活躍する日本人のスタイリストとは全く異なる発想だったり、視点、表現力があって。
それは、日本が彼女にとって異国の地であるからこそ、
より彼女にしかできない表現がより生かされているのかもしれないと感じた。
だから私も海外という土俵だからこそ、日本人である自分にしかない表現が発揮できるのではと思い、海外へ渡った。
【現在のスタイリスト活動について】
今はブライアン・モーリー(@brian__molloy )のアシスタントをしながら、自身のスタイリストとしての仕事をしている。
直近で手がけた作品は、ザ・ロウ(@THE ROW )のルック。
ブライアンが事前にスタイリングを組んでいたのだけど、急遽、彼の都合がつかなくなったので、撮影前にフィッティングなどについて彼とZOOMでコミュニケーションを取って、撮影当日は現場を一人で任せてもらった。
【日本と海外、働く上での違いはあるか】
日本では、スタイリストになるために1人の師匠の元に弟子入りするのが一般的。
しかし海外では、一度に複数のスタイリストのアシスタントに付くことは珍しくない。
独立するまで給料がもらえない、なんて話も日本ではよくあるけれど、こっちでは給料もしっかり支払われるし、師弟関係はあるものの、互いを尊重しあっている。人としてはフェアな関係性。
それに、複数のスタイリストのアシスタントに付くことで色々な表現力や視点を学ぶことができる。それも自分の性に合っていたなと思う。
【スタイリングはどのように組んでいくのか】
最初にスタイリングの背景となるストーリーを決める。
1人のモデルに対し、彼女はどこに住んでいて、兄弟は何人いるのか、
どうして今日その服を選んだのか、など。
服をまとうモデルとその空間に対し、バックボーンや情景を想像する。
一つのストーリーがそこに生まれてくるようなスタイリングの表現こそ、見る人の心をグッと掴むのだと私は思っている。
【Reinaさんのスタイリングの軸とは】
1から創るというよりは「リアル」を追求すること。
自分自身も見ていて楽しめるような、
"ファンタジーだけど、リアルに着れるもの"であることを重視したい。
私服でも、最近はリアルクローズにほんの少しの"ロマンチックさ"を加えたい、そんな気分。
自分が惹かれるファッションと、自身が表現するスタイリングがリンクしてきたのかも。
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次回は、4/5(月)公開予定。
続編では、彼女が最近始めた日本のカルチャーを発信するメディアアカウントについて。
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2021/4/4