ZOZOTOWNのインスタグラム(voice_zozo) - 4月11日 20時51分
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「布から服を作りたいと思った」
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VOICE #5 (1/3)
Leona / designer
@wonder_remake
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四大を出て、会社員になった。
だけど心の奥底では、いつか一人で好きなことを謳歌する人生を思い描いていた。
趣味で既成品のTシャツやデニムなどにペイントしたものを売り始めた。
それが思いのほか売れたりして。
ペイントデザインを中心としたブランド ULTRAC(@ultra_____c )を立ち上げ、勤めていた会社も思い切って辞めた。
それから数年経った去年の5月、新たにリメイクブランド『WONDER』を立ち上げた。
彼はなぜ、新たに別のブランドを立ち上げたのか…?
そこへ至った経緯と新たなブランドに込められた思いを聞かせてもらった。
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【なぜ、WONDERを立ち上げたのか】
ULTRACは、ペイントデザインがメインだった。
でも既製品にペイントをするだけでは、どうしても自ら服を作っているという実感がなかなか湧かなくて。
服がどんどん売れていっても、作った服に対しての自分の満足度はどんどん下がってしまっていた。
その時にペイントデザインと並行して、古着のadidasやNIKEのジャージを解体して再構築したアイテムを少量だが作ったりしていて。
当時、自分は裁縫などに関しては初心者だったから、洋裁教室に行って一通り学んだのち、自宅でも製作するようになった。
そこからなんとなく、ペイントのように既製品に手を加えるのではなく、布から服を作っていきたいなと思い始めて。
ULTRACは、すでにペイントブランドとしてある程度のファンを抱えるブランドになっていたので、ULTRACはそのままブランドとして残し、新たに別のブランドとして『WONDER』を立ち上げることにした。
そして、ULTRACは当時モデルをやっていくれていた子にディレクションを任せ、自分はWONDERへ専念する形に。
【WONDERは一人で立ち上げたのか】
製作からディレクションまで、今は一人で行なっている。
製作に関しては、パターンのみ委託する形で、仕入れ・デザイン・ディレクション・縫製などはすべて自分一人でやっている。アトリエを一室借りて、そこで黙々と製作している。
【立ち上げ後、心境の変化はあったか】
ULTRACをやっていた時と比べても、今は自分自身で作り上げているという感覚がちゃんとあって。アイテムが完成したときの満足度が全然違う。
あのとき感じた違和感に対して、思いきり振り切ることができて良かったなと思う。
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次回は、4/12(月)公開予定。
続編では、ブランドの軸となる彼自身が考えるファッションに対する哲学について。
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2021/4/11