犬童一心のインスタグラム(isshininudo) - 10月2日 21時51分

山中忌「第37回 山中貞雄を偲ぶ会」
9月17日（日）山中監督の菩提寺京都「大雄寺」。
京都文化博物館 · 森脇 清隆さんに誘っていただき出席できた。私の背中を撮影くださったのも森脇さん。

1938年9月17日、28歳の若さで、従軍中、中国で亡くなった山中監督。
５年の監督生活で26本の時代劇映画を作ったが、残されたのは3本。
『丹下左膳余話 百萬両の壺』（1935年）、『河内山宗俊』（1936年）、『人情紙風船』（1937年）。十代から何度も見直した。初めて買った映画のVHSは「人情紙風船」だった。たしか、１万5000円ぐらい、棚の中、キラキラと輝いて見え、思わず買ってしまった。

山中監督の甥御さん、深い友情で結ばれた小津安二郎監督の姪御さんも出席されていた。
小津監督と山中監督は従軍中、中国で再会を果たしている。
親族の二人に挟まれ、その時を思う。

りんたろう監督の新作「山中貞雄に捧げる漫画映画『鼠小僧次郎吉』」の企画、プロデュースをされた丸山正雄さんも出席、上映、皆で鑑賞した。
感慨深い時間となった。

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