犬童一心のインスタグラム(isshininudo) - 9月29日 23時02分

「14歳からの映画ガイド」

様々な業界の方々が十代に出会った忘れられない映画、今の十代に見て欲しい映画について熱い筆跡で書かれています。

面白かったのは、小説家の朝井リョウさんが、私の「ジョゼと虎と魚たち」の主演、妻夫木聡さん、池脇千鶴さんと行ったDVDコメンタリーを中学生の時に聞いて、自分の仕事をこんなに楽しく話す大人がいるんだ！と衝撃を受けたという話。何ごとも心からやることが肝心ですね。

私は、松竹映画「旅の重さ」（72）を選びました。
高橋洋子さん演じる16歳の少女に出会った私は14歳。封切りから2年後名画座でのことでした。青春の入口で見た、青春映画。
その人ごとではない作品を追いかけて、その影響下で8ミリ映画を作り出すまでの特別な日々について書きました。

俳優の小川紗良さんは、目黒シネマを「宇宙船シネマ号」と名付け、そこで見た「大阪物語」を取り上げ、市川準の世界について書かれています。とてもワクワクする市川準映画世界の紹介になっていて興奮。

先日、徹子の部屋で俳優の奈緒さんが「大阪物語」を目黒シネマで見て、田中裕子さんにやられ、女優を目指したと語っていたらしく、脚本を書き、目黒シネマで市川準監督特集を続けている者として、小川紗良さんに続きとても嬉しかったです。

市川さんに伝えたい。お墓まりに行きます。

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