野村真季のインスタグラム(masaki__nomura) - 9月24日 20時19分

日曜日、息子と二人で公園へ。

公園といってもほぼ広場、の公園で
何をするわけでもなくシートを敷いておにぎりを食べるくらい。
でも、湿度の低い風が吹き抜けて、木陰で足を伸ばして座っているだけで気持ちいい。

遠くの方でツクツクボウシが鳴き、草むらからはスイーチョと聞こえてくる（どうやらウオマイというコオロギの仲間らしい）。

夏から秋へ季節が進んでいく。

1枚目はチカラシバ。
道路端などによくある雑草で、とてもしっかりした草らしく、和名の「力芝」はひきちぎるにも力がいることに由来しているのだとか。
と、知った顔で書いているものの、
今やスマホのアプリで、カメラをかざせば花や草の名前がすぐわかるって、なんとも便利。

子どもといると公園にいく機会も（好むと好まざると）すごく多いから、上の子のときは聞かれても「なんだろうね」だったのに比べると、わずか数年の違いながら、子育て環境も変わっていることを感じる。
へぇ、こんな名前なのね！と新しい発見があっても、すぐに忘れてまた調べるの繰り返しなのだが。

ショウジョウバッタやオンブバッタをつかまえては（別のアプリでこれまた虫の名前も分かる）虫籠にいれて観察。

息子が原っぱを駆けている最中に、私はというとシートの上で治りきらない腰を伸ばし、骨盤を調整するのにいいというポーズでストレッチ。

もっと大きいシートを持ってきてごろりと寝られたらよかったな、と天高い空を見上げて思うけれど、
息子一人だと飽きも早く、もう帰ろうよと催促が。

周りを見渡すと、近くのお店で買ったであろうお昼ご飯と思しき袋を手にしたカップルや家族連れが増えてきた。
そろそろ帰るタイミングだろう。

同じ1時間でも家にいるのと、外にいるのとではやはり感覚の使い方が違うわけで。家だと目や耳といった感覚を研ぎ澄ませることなく（日常の些事が山ほど溜まっているのだから当然といえば当然でなのだが）とにかくやることをやらねばならぬのタスクをやるか、見て見ぬ振りでごろりと横になってしまうかなのだけれど、
ひと度外に出れば、季節の移ろいを肌で感じる。

慌ただしく過ぎる日常の中で、読点を打つような時間がもう少し必要なのだろうなぁ…と思う今日この頃。

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