安井友梨のインスタグラム(yuri.yasui.98) - 9月8日 22時02分
「皆様に、大会前にお伝えしたいこと」
「3週間後ヒールを履くなんてできません、普通に歩くこともさえ無理、ましてや大会出場などとんでもない、“即手術”が必要です、紹介状を書きますね」
医師からの診断を受けたとき、オールジャパンを目前に控えた私にとって、非情過ぎるとも思える現実が突き付けられました。
頭では、私の左足親指に負った粉砕骨折がどれだけ重傷だとわかっていても、絶対にわかりたくない。
今もなお、現状でヒールを履くことは、骨折箇所の骨がずれ手術が不可避になるという大きなリスクがあると大会出場には「ドクターストップ」も出ていますが、今の私は違います。
“誰でも、いつからでも、「自分と未来は、変えられる」”
私は、いつもみなさんにそれを一緒に証明しましょうと言ってきました。
そして、たくさんの方がその人生において私と一緒に証明しようと、それぞれ押しつぶされそうなほどの苦境を目前にしながらも決して逃げることなく、何とか乗り越えていこうと日々挑戦されているのを知っています。
しかも私より大きな困難に直面されている方がたくさんいらっしゃることも、知っています。
だから、「“私も逃げません”」。
明日何があるかわからないのに将来を考えても仕方がない、今ありったけの力で精一杯やってみよう。
この怪我で、今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなりましたが、“失ったものばかりではありません”、本当に多くのことを気付かせてくれました。
本来は欠場しなければいけない怪我ですが、それでも大会出場を目指すことで、昨日よりもう少し歩けるようになったこと、昨日できなかったスクワットができたこと、昨日よりできたことが何でもうれしい。
ビキニ競技やトレーニングに対する姿勢もメンタリティーも全く変わりました。
さらに、怪我をしてから、今まで以上に多くの方からやさしいお心遣いや激励を頂きました。
本当に、今もそして今までもいつも温かく見守って下さった皆さまがいたから、私は、9年間という長い間にわたり大好きなビキニフィットネスを思いっきりやらせていただいくことができました。
私一人では決してたどり着けなかったところまで来ることができ、手に掴むことができなかったものまで掴ませてもらったのも、すべて皆さまのおかげです。
今回の怪我で、皆さまの支えがどれだけ大きいのかをあらためて教えて頂きました。
本当に、もし“奇跡”が起こるとすれば、すべて皆さまのおかげ、そうでなければ、私の力不足だと何の疑いもないほど大きな力をもらっています。
今書きながら、皆さまのことを想えば想うほど、感謝の気持ちで胸が熱くなり涙が目からあふれてきます。
ヒールを履いての競技はリスクが大き過ぎると「ドクターストップ」がかかるほどの骨折をしていても、私にとって“オールジャパン”出場は何にも代えがたいと思わせるほど大きな意味があります。
皆さまと一緒に、ステージで「自分と未来は、変えられる」ことを証明させてください。
明日のオールジャパンでは、必ず“奇跡”を起こすと約束します
ビキニフィットネス選手安井友梨として、今まで支えて頂いたみなさまへの恩返しはステージで結果を出すことでしかできません。
それだけ自分一人では叶えられない夢を叶えて頂いてきたことへの大きな感謝の気持ちがあります。
皆さまからのお気持ちにお応えできるのは、唯一“世界一”になることだけです。
この怪我を糧にして、さらに選手としてだけでなく人としても成長して、“奇跡”の結果で恩返しさせてください。
皆さまと一緒に、オールジャパンのステージに上がらせて頂きます。
いつもお願いしてばかりですが、もう一度、明日のステージに上がる私にお力をお貸しください。
どうぞ応援よろしくお願い致します。
安井友梨
#ビキニフィットネス
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2023/9/8