【公式】八ヶ岳高原ロッジ・八ヶ岳高原音楽堂さんのインスタグラム写真 - (【公式】八ヶ岳高原ロッジ・八ヶ岳高原音楽堂Instagram)「八ヶ岳高原音楽堂では、この夏に音楽業界への就職を志す学生を対象にインターンシップを実施しました。  本日は、音楽大学でアートマネジメントを専攻されている小野さんの、インターンシップレポートをご紹介します。 子供のころから合唱に親しんできたという小野さん、音楽堂でどんなことを感じ取ってくれたのでしょうか? ぜひご一読ください💁‍♀️  この度のインターンシップで、八ヶ岳高原音楽堂のアドバイザーでもある武満 徹先生作曲の「小さな空」が演奏される機会に2度立ち会わせていただきました。この歌は、空の移り変わりを眺めて子どものころの思い出に浸る詩が印象的で、外の風景と一緒に音楽を聴けるこのホールで演奏されることに特別な意味があります。  声楽や合唱に親しみのある人には広く知られており、私自身演奏会で何度も聴いたことのある作品ですが、最も深く記憶にあるのは高校の音楽の授業でのことです。4階の音楽室から青空に流れる雲を見つめつつ、放課後の夕空と夜空を思い浮かべて歌っていました。普段、コンサートホールでこの歌を聴くと、高校時代の記憶とその光景が蘇ると同時に、厚い防音壁に囲まれた狭い視界にどこか寂しさも感じてしまいました。  一般的なクラシックのコンサートホールでは、作品以外の音や物は排除され、音楽は自律した存在として扱われます。一方、八ヶ岳高原音楽堂ではどこまでも広がる自然が目に映り、天井からは陽の光が差し込んできます。さらに、視覚だけではなく、虫の声や雨音、風のざわめきなど、通常は排除される環境音もこの場では歓迎され、建築材の木々は香ばしく、夏でも気持ちの良い空気が肌を触ります。まさに、ホールそのものが楽器であり、日常と音楽を結びつける装置でもあります。  幼少期からクラシックに触れていたため、日常と音楽が切り離されているのは当たり前のことと思っていましたが、大学で音楽と社会の関係性や音楽のコミュニケーションとしての側面を学ぶにつれて、相反する考えの狭間で葛藤するようになりました。しかし、八ヶ岳高原音楽堂での音楽体験は、音楽のあり方について悩んでいた私を導いてくれました。  「小さな空」の演奏中、歌手と武満先生が時空を超えた対話をしているかのように思える瞬間がありました。また、空を見上げられるお客様も見受けられ、同じ思いを抱いているのだと感じました。今後この歌を聴く機会があれば、高校時代の記憶と同様に八ヶ岳高原音楽堂での演奏を思い出すのでしょう。  八ヶ岳高原音楽堂は日常の一部でありながら特別な空間です。日常と非日常が交差するこのホールでしかできない音楽体験が、これからご来場されるお客様にとって忘れられないものとなることを願っております。  #八ヶ岳高原音楽堂 #インターンシップ #音楽業界 #コンサート #コンサートホール #クラシック #クラシック音楽 #武満徹 #takemitsu #torutakemitsu     #吉村順三 #junzoyoshimura #就職活動 #音楽大学 #新卒採用 #小さな空 #インターンシップ募集中 #音楽のある生活 #リゾートホテル」9月7日 19時59分 - yatsugatake_kogen_lodge

【公式】八ヶ岳高原ロッジ・八ヶ岳高原音楽堂のインスタグラム(yatsugatake_kogen_lodge) - 9月7日 19時59分


八ヶ岳高原音楽堂では、この夏に音楽業界への就職を志す学生を対象にインターンシップを実施しました。

本日は、音楽大学でアートマネジメントを専攻されている小野さんの、インターンシップレポートをご紹介します。
子供のころから合唱に親しんできたという小野さん、音楽堂でどんなことを感じ取ってくれたのでしょうか?
ぜひご一読ください💁‍♀️

この度のインターンシップで、八ヶ岳高原音楽堂のアドバイザーでもある武満 徹先生作曲の「小さな空」が演奏される機会に2度立ち会わせていただきました。この歌は、空の移り変わりを眺めて子どものころの思い出に浸る詩が印象的で、外の風景と一緒に音楽を聴けるこのホールで演奏されることに特別な意味があります。

声楽や合唱に親しみのある人には広く知られており、私自身演奏会で何度も聴いたことのある作品ですが、最も深く記憶にあるのは高校の音楽の授業でのことです。4階の音楽室から青空に流れる雲を見つめつつ、放課後の夕空と夜空を思い浮かべて歌っていました。普段、コンサートホールでこの歌を聴くと、高校時代の記憶とその光景が蘇ると同時に、厚い防音壁に囲まれた狭い視界にどこか寂しさも感じてしまいました。

一般的なクラシックのコンサートホールでは、作品以外の音や物は排除され、音楽は自律した存在として扱われます。一方、八ヶ岳高原音楽堂ではどこまでも広がる自然が目に映り、天井からは陽の光が差し込んできます。さらに、視覚だけではなく、虫の声や雨音、風のざわめきなど、通常は排除される環境音もこの場では歓迎され、建築材の木々は香ばしく、夏でも気持ちの良い空気が肌を触ります。まさに、ホールそのものが楽器であり、日常と音楽を結びつける装置でもあります。

幼少期からクラシックに触れていたため、日常と音楽が切り離されているのは当たり前のことと思っていましたが、大学で音楽と社会の関係性や音楽のコミュニケーションとしての側面を学ぶにつれて、相反する考えの狭間で葛藤するようになりました。しかし、八ヶ岳高原音楽堂での音楽体験は、音楽のあり方について悩んでいた私を導いてくれました。

「小さな空」の演奏中、歌手と武満先生が時空を超えた対話をしているかのように思える瞬間がありました。また、空を見上げられるお客様も見受けられ、同じ思いを抱いているのだと感じました。今後この歌を聴く機会があれば、高校時代の記憶と同様に八ヶ岳高原音楽堂での演奏を思い出すのでしょう。

八ヶ岳高原音楽堂は日常の一部でありながら特別な空間です。日常と非日常が交差するこのホールでしかできない音楽体験が、これからご来場されるお客様にとって忘れられないものとなることを願っております。

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2023/9/7

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