末吉里花のインスタグラム(rikasueyoshi) - 8月23日 23時53分
Eボートを降りて立ち寄った場所は、私がこの旅の中でも最も好きだった場所です。マルメ市の街中にあるオーガニックパーク。広大な敷地では、さまざまな取り組みがされていました。ここで育てられたオーガニックの農作物は、パーク内にあるレストランで提供されます。他にも、市民が所有する畑がたくさんあり、オーガニックで農作物や植物を育てていました。農具はすべてレンタルできます。パーク内には、リンゴの木がたくさんなっていて、誰でも自由に食べられます。
関心したのが、このオーガニックパークは市民からの要望で出来たそうです。街に何があったらいいか、どんな街にしたいのか、みんなで議論し、考え、自分たちの街を作っていく。まさに自治。
さて、このパークの最大の特徴は、Bee Hotel🐝
実は数年前にマルメ市に来たとき、街中で蜂を増やすキャンペーンを行っていました。街中にある広告はほとんどが「蜂を増やしましょう」キャンペーンだったのです。
世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割は蜂が受粉を媒介している、と言われています。
アインシュタインも「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。 ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、 そして人間がいなくなる」と予言していました。
だからこそ、生物多様性を守り、蜂を増やすことが大切だとわかっていたマルメ市は、このようなキャンペーンを始めました。街中で、住宅で、お店で、ありとあらゆる場所にBee Houseを設置して、蜂が過ごす家を提供してきました。オーガニックパークのBee Hotelもそのひとつ。世界最長の蜂のホテルは圧巻!見た目も美しく、芸術的。
またバス停や建物の屋上など、ありとあらゆる場所を緑化して、蜂がとまれるようにもしました。
その結果、蜂が増えてきたそうです!
私たちが滞在中も街中でたくさんの蜂をみかけました。
近くに寄ってくる蜂🐝はまったく怖くありませんでした。
さてと。
こんな場所を、日本で、市民からの要望があれば作れるのでしょうか?緑が少ない東京都でこんなパークがあったらいいなあ。
毎日行きたい場所。
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2023/8/23