おきなわLikesのインスタグラム(okinawa_likes) - 6月23日 08時29分


本日は6月23日。
そう、沖縄の地上戦終結から
78年目の#慰霊の日 です。

戦争の悲惨さを風化させぬよう、
テレビやラジオ等では様々な特番が組まれ、
それを見聞きすると
また今年もこの日が来たのだと実感します。

また世界では戦争や紛争が
まさに今起きている国•地域があり、
その残酷さや、平和の尊さを考えることが
これまで以上に多くなったと感じます。

今日はそんな『平和の尊さ』を感じる物語を
1つ紹介できたらと思います。

突然ですがみなさんは、
本島中部のうるま市にある鍾乳洞
『CAVE OKINAWA』を知っていますか?

この鍾乳洞は沖縄県の方言で
『ぬちしぬじガマ』(=命をしのいだ洞窟)
と呼ばれており、
沖縄戦等で命が救われた歴史が
名前の由来になっているとのこと。

なぜ多くの方が亡くなった沖縄戦において、
この鍾乳洞では「戦闘による犠牲者が誰も出なかった」
と言われているのか?

鍾乳洞施設の方にその理由を聞くと、
そこには偶然の重なりと、
1人の勇気ある行動があったようです。

1つ目の偶然は、
読谷村から上陸したアメリカ軍に早期で見つかったこと。

2つ目の偶然は、
避難していたのが民間人だけだったこと。

そして3つ目に、
集落の取りまとめ役である区長さんが、
自ら率先してガマの外に出てみせ、
また再び無事に戻ってきた姿を見た住人たちは、
洞窟を出たそうだ、ということです。

300人余の避難者が身を潜めていましたが、
だれ一人命を落とすことなく助かり、
避難中に男の子・女の子の赤ちゃんが誕生したことから、
今では縁起の良い場所としても知られているようです。

〜目を瞑り、想像してみました。〜

78年前
洞窟外では多くの尊い命が失われてい中、
真っ暗闇の洞窟の中で、
新しい命(希望)が誕生できた時、

きっと
“子供たちの未来が
 安心して暮らせる平和な世界であるように”
という両親の想い・願いが託されたのだと思います。

区長さんもそんな奇跡から、
多くの命を救う行動につながる
勇気を得たのではないでしょうか?

たった1人の行動がたくさんの命を救うことがある。
たった1人の声が何か状況を変える力になる。
そんなことをこの洞窟の話から考えさせられました。

私は学生時代から
沖縄戦のことだけでなく、
広島・長崎の原爆についても、
知りたい気持ちがあり、
戦争体験者の方々のお話を
伺う機会がたくさんありました。

とても恐ろしい話に、
一緒に話を聞いた友人たちと
肩をグッと寄せ合った時のあの気持ち。

おばぁに手を握られ
「2度と戦争を起こしてはいけないよ」と言わた言葉を、
未だにずっと覚えています。

そして私には今、何ができるだろう。

あの勇気ある区長さんのように
1人でたくさんの人を動かすことはできなくても、
こういった沖縄のストーリー、
感じた気持ち、
誰かの思いを、また誰かに伝えることはできる。

最近、毎日のようにテレビから流れる海外の戦闘の様子。
その映像を分かってないだろうけど、
じっと見つめる私の娘の深刻そうな顔が印象的で、
とても切なくなりました。

あの手を握り話してくれたおばぁの、
「2度と戦争は起こしてはいけない」という言葉を、
私もまずは1番身近な家族に伝えたい、
と思った1日でした。

祈ること、考えること、伝えることで
沖縄から『平和』について発信できたらいいな。
ほんの少しでも。

命に向き合う大切な日。
慰霊の日。

沖縄から願う平和の祈りが、
人種や国境を越えて広がっていきますように。
Pray for Okinawa. Pray for world peace.

戦争で亡くなられたすべての御霊に哀悼の意を表します。

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“CAVE OKINAWA”の詳細は下記から。
@caveokinawa


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2023/6/23

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