髙林梢絵さんのインスタグラム写真 - (髙林梢絵Instagram)「すべてのお話が東京の深夜1時から始まる癒し系の連続短編集☺️ ドラマチックな展開はないけれど、東京で働くいろんな職業、いろんな年代の人が関わり合っていくお話がすごく新鮮でおもしろかった💕 映画会社の小道具係や、探偵、タクシードライバー、電話のオペレーター、古道具屋、定食屋、バーテンダー、などなどほんとに登場人物がたくさん…！ ⁡ 読み進めながら「あっ！これってあの人では？！」と思わぬ場所で重要人物を見つけたときのおもしろさがあったり、 ⁡ ストーリーのすれ違いな部分も俯瞰して見えて「もう少し早く行けば会えたのに…」とか「何その勘違い🤣」などつっこみたくなる部分もあって、ひとりで盛り上がっていた❤️‍🔥 ⁡ いろんな登場人物が絡み合っていくストーリー展開が好きな方や、連作短編小説が好きな方、そして夜の東京の雰囲気が好きな方、ささやかな癒しが欲しい方におすすめ！と思いました👏🏻 ⁡ ⁡ 🌜心に響いた言葉🌜 ⁡ ❶「でも、もしかすると、人はひとつのことを極めると、そこからあらゆるものにつながっていくのかもしれない。なにひとつ知らなくても、こうしてカラスがびわの在処を教えてくれるのだから。」 ⁡ 👉なるほどなぁ😳 ＂ひとつのことを極めると、そこからあらゆるものにつながっていく。＂（このシーンはカラス好きが高じて枇杷の木を見つけられたという話🧡）何かにハマったり熱中したりする良さってこんな切り口でも考えられるのか！と思った。 ⁡ ⁡ ❷「後悔って、うまくいく前提で云う言葉だけど、そんなのあり得なくない？大体、うまくいかない方が多いんだし。あっちの道へ行ったら行ったで、何かしらうまくいかなかったと思うのよ。だから、後悔のしようもないし。」 ⁡ 👉なるほどなぁ〜😳その2。後悔してた方がうまくいくとは限らないから後悔しようがない！って、その発想はなかった。登場人物の価値観がそれぞれにリアルでこの本は読んでると、何人もの人の話を聞いてる感覚になれるのが楽しい❣️ ⁡ ⁡ ❸「こんなにおいしい『飲みもの』を飲まずに過ごしていた自分を悔やみ、偶然、こうして出会えた幸運、さらに云えば、これからも折に触れてかならず読んでいくことになるだろうという喜びに、頭の中がくるりと一回転したような快感がよぎった。」 ⁡ 👉初めてコークハイを読んだ人のシーンなのだけど、めちゃくちゃ良い文章だよねここ、、「美味しすぎるもの」に出会った時の感動がすごく表される🥺頭の中がくるりと一回転したような快感、わたしはごまうふふ（胡麻豆腐）を初めて食べた時がそうだったなぁ🍮 ⁡ ⁡ ❹「相手によって、『会いたい』という思いはさまざまで、現に、今夜も松井さんにまた『会いたい』と思ったけれど、素直に『会おう』という思いが、もうひとつ真っ直ぐにならなかった。」 ⁡ 👉わかる！！！！相手によって会いたいという思いはさまざま！！会いたいけど、たくさん会いすぎると有り難みが… みたいな人もいるし、（良い意味で）会いたいのにまっすぐな気持ちになれないっていうその他の複雑な感情の混ざり合いも共感できる🤝 ⁡ ⁡ ❺「酒を飲んでいるというより、深夜の誰もいない静かなバーの時間そのものを口に含んだような心地になった。『おいしい』と無意識に声が出て、喉の奥から東京の夜が自分に染み込んでくるのを、わけもなく嬉しく思った。」 ⁡ 👉ここの表現も素敵😻 コークハイやハムエッグなど食べ物の存在感も大きい小説で楽しかった🍹 最後の一文、東京の夜に酔いしれてる感じ、わたしもあるあるだし、夜の東京の魅力って自分に酔えるところでもあるのかな？なんて😁 ⁡ ・・・ ⁡ この本も、前回の「本好きの会」でおすすめしていただいて絶対読みたい❗️と思って、このまえ代官山の蔦屋で買いました🤭 新潟の店舗にはなかったから東京で買えたことがなんとなくうれしい🗼🤍🌃 ⁡ ・・・ ⁡ 📸 最近の写真 ③きのうの阿賀野川 ④⑤松浜のピノさんでランチ ⑥その後結婚3周年記念に何か買おう！とふみやが提案してくれてウェッジウッドのお皿をお揃いで2枚買ったり ⑦ふたりで使えるロエベの香水を買ったり ⑧萩焼の湯呑み？マグ？🍵を買いました（エムアイカードのポイントで全て購入❣️ ゴールドカードだと8％の還元率だからすごいたまる👏🏻） ⑨買い物したのち月岡温泉にてなんとなく足湯🦶♨️ ⑩夜は食堂カフェはるとなつさんでごはん！めっちゃくちゃ！おいしかった〜！😭😭😭 GWお疲れ様だったので久しぶりの充実した休日でした☺️ 　 ⁡ #おやすみ東京 #吉田篤弘 #毎日読書チャレンジ #125冊目 ⁡ 📚これまで読んだ本は #こずの本棚 🧚‍♀️その他の投稿は @kozue__oshima」5月10日 16時32分