猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 8月5日 18時47分

「家についたら、大抵はママンがノルマンティー名物のりんごのタルトを焼いてくれてると思うよ！」という彼の言葉通りに、お母さんとのリアル初対面は、りんごのタルトと静かな歓談でした。

もうすこし私が若かったら、やっきになって自己紹介とかしてたんだろうけど、静かに少しずつ時間をかけて知っていくのがいいと今は思う。

お茶の後は、先日亡くなったお父さんのお墓参りへ。なんだか明るい。神妙な感じがない。お墓全体も明るいし、死があるというよりも、生前も今も続く亡くした方への愛で満ち溢れている感じ。墓石もカノプス（ご遺体を焼いた灰を納める灰壺）の収納場所もある従来のお墓スタイルのエリアもあれば、ここ数年、ブームになっている自然墓地のエリアもあって興味深い。自然墓地ももちろん、土地を買うところは通常の墓地とは変わらないけど、収められているカノプスが自然分解されて自然に戻る楚材なんですって。私、これがいいなぁ…と一瞬思うも、もうすこし長く生きてみないと最後はどう思うかはわからないなと思う。

フランスでもご遺体を収めるお墓の土地不足問題があって、現在は土にそのまま埋めるだけの選択肢ではないのよね。

お墓に備え付ける墓碑の石とフォントを選びに墓石店へ。猫や犬の墓石もある。Tu me manques -キミがいなくて寂しい。

うちの歴代猫たちと一緒に埋葬されるのが希望の私だけど、基本的には人と動物は一緒のお墓に入れないんですって🥲動物専門のお墓もあるそうだけど。でも「探したらあるんじゃないのかな？」と彼。

うん、探してみよう。　

探すにはまだ早いけどね。

#パリンピック2021 #猫パリ　#逝った者への慈しみの気持ちに国は関係ないね

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