大槻瞳のインスタグラム(hitomi_otsuki_55) - 10月13日 17時16分


2019年の台風19号災害から4年が経ちました。
大きな被害を受けた長野市長沼地区の中村農園では、
赤く染まったリンゴが秋の訪れを告げています。

千曲川の決壊により、2.7ヘクタールの土地で
育てていたリンゴは全滅。
3代目・中村太士さんは
「当時、畑は池のようだった。」とおっしゃいました。

1年目は ただがむしゃらに、
2.3年目は 被災前の状態に近づけたいと突き進み、
ようやく迎えた4年目。

実ったリンゴを見つめながら、
「僕1人だったら辞めていたかもしれない。
皆が「頑張って続けてくれ」って、
その言葉が本当に励みで。
それに応えようと毎日皆で頑張っている感じかな。」
と当時を振り返りました。

今年は春先の凍霜害に加え、この夏の猛暑と小雨で、
リンゴ栽培には厳しい条件が重なる年となりましたが、
それでも被災前の8割近くまで収穫量が
戻ってきたそうです。

「何を失ったか分からなくなるほど失くしたものは
多すぎるんだけど、得たものもあるんですよ。
それはね、やっぱり人との繋がり。」
そう語る中村さんは、そこにいない色んな人の事を
思い浮かべてか、とても優しい表情に見えました。

つやつやなお顔のリンゴは、
中村さんが魂を込めて育てた努力の結晶です。

災害後 農家の減少が加速し、担い手不足という課題を
抱えながら、復興に向けてさらなる歩みを進めます。

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2023/10/13

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