片岡メリヤスさんのインスタグラム写真 - (片岡メリヤスInstagram)「2023年10月 ●「見てる世界が違う」私の周りには食べることが大好きな人がいっぱいいます。とにかく毎食のことを真剣に考えていて、一手先、その先までも考えて生きています。いつもお昼ごはんを食べ終わった瞬間に夜ごはんのことを考えています。この前一緒に定食屋に行った時に、私はニラ玉定食、Tは唐揚げ定食を頼みました。私のニラ玉定食が先に運ばれてきました。できたて熱々が美味しいから私は先に食べはじめます。「唐揚げは揚げるからちょっと時間かかるよね〜。」なんて話しながら食べていると唐揚げ定食が運ばれてきました。私はその唐揚げ定食を見て「けっこうデカい！量多いね〜！」と言いました。すかさずTは「ムネ肉の唐揚げだ！うれしい！」と言いました。私はびっくり！まずどの部位の肉かを一瞬見ただけで判断し、喜ぶ。それは私の人生には全くないこと。 “見てる世界が違う！！！！” と思いました。まず唐揚げを頼む時に、ムネ肉かな？モモ肉かな？と思いながら注文するんだろう、きっと。そして、ムネ肉かモモ肉かどちらの唐揚げが運ばれてくるかをドキドキしながら待つのだろう、きっと。そして、運ばれて来た瞬間に、見た目で判断してムネ肉なら喜ぶんだ。もちろんモモ肉でも良いけど、ムネ肉だと心が踊るんだろう、きっと。私が唐揚げ定食を頼んだら、肉の部位も気にせずに提供された唐揚げを唐揚げとして食べるだけ。注文時に肉の部位を想像したり、ドキドキしながら待ったり、「ムネ肉！やったー！」と喜ぶことは、ない。この差！ひとつの定食を注文するにも、Tの場合は物語が生まれ、心の動きがある。人生豊か〜そりゃ言われてみれば肉の切った角がシャープ、言われてみればムネ肉だわ...と思うけど、私の中にムネ肉モモ肉で心が動くことは無かった。というか肉自体にあまり興味がないというのも大きい。何なら嫌いだったくらいだけど、Tの食育で肉も好きになった。何でもバランス良く必要な分だけ食べる、それが大切。そういえばTはムネ肉とモモ肉のことをよく言うな〜とその時思って、私もムネ肉の方が好きだなと気付いた。それはTが作る料理の中に、ムネ肉を使った美味しい料理が多いから。美味しい料理を作る人はすごい。私もあの“見てる世界が違う”世界の住民になってみたいけど、周りにいる食べ物大好き軍団を見ていると「私なんかが入れるような世界ではない...」と思ってしまう。食への執着心の差、胃袋も小さいし、、。だからこの人たちのそばにいて、美味しいものをできるだけいっぱい食べてしあわせを感じるだけで満足と思っています。大好きな“何か”がある人は一緒にいると本当に楽しい。 10月絶対散髪あせらない水シャワー #片岡メリヤス #kataokameriyasu #償いカレンダー」10月8日 19時04分