亜希子のインスタグラム(akiko_ohki) - 9月24日 23時50分


先日、坂東玉三郎さんコンサート(@南青山)の抽選に当選し、一人、鼻の穴を膨らませながら行って参りました。

恥ずかしながら玉三郎さんを知り、人生で初めて「推し活」を始めたのは、今年の春からです。

執筆中の小説の世界観のヒントを歌舞伎に得ようとリサーチしているあいだに気がつけば玉三郎さまの魅惑の沼、いえ、美しい泉にどっぷりハマっておりました。

それからは、初めて歌舞伎座に一人で芝居を観に行き、遠くの席からでも御尊顔を見られるようにオペラグラスも買いました。(☜ヲタ友から聞いたライフハック)

玉三郎さんが歌舞伎でお召しになっているお着物の美しさに触れたくてメルカリに登録し、絶版になっている古い歌舞伎特集の書籍を購入したこともあります。

それでも手に入らない資料を読むため、国会図書館に足を運んだこともありました。(どこにそんな体力あったん?自分)

自分でも得体の知れない大いなる何かに飲み込まれ、気がつけば、そのお姿からパワーを頂くようになっておりました。

今回のステージで玉三郎さんは、エディット・ピアフの「愛の讃歌」を歌っておられました。

わたくし、この曲は大好きなんですが、一方で「あなたがいれば他には何も要らない」というフレーズが、ちょっと過去の古傷を疼かせると言いますか、ちょっと純度が高すぎて、受け入れられない時期がありました。

え、良すぎて逆に辛いんですけど、え、良すぎて逆に無理なんですけど、と言いますか。

でも今回、玉三郎さんの表現される「愛の讃歌」を拝聴し、辛い経験も全て肯定して頂いたような気がしました🍐

ピュアで軽やかで、それでいて全身全霊で玉三郎さんご自身の全てを賭けた祈りが、そこに込められている。

そんなエネルギーを貰い、改めて音楽というものがそもそも「祈り」から起因しているのだと思い出しました。もはや、祝詞。

私は普段そうした「祈り」という行為を、小説を書く作業を通して実践しているつもりでいるけれど、音楽の持つ力も、そういうパワーがあるのねと🙏

日々、頭に洗濯バサミつけながら原稿を書いたり、スマホと睨めっこしながらお仕事のメール返したりする日々も、中々に味わい深くて最高ですが(自分で選択しているし🫶)

心に栄養を与えることもまた、重要なのだと知った1日なのでした。(最近インスタの投稿文が、メルマガみたいですな。スミマセン…)

※全公演が終了したのを確認してから投稿致しました🍵


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2023/9/24

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