桜羽萌子のインスタグラム(tktkpengin) - 9月21日 08時02分

夏にやる舞台って夏ー!って気持ちになる作品に出演させてもらうことが多いからか青春の香りがした稽古の記憶として残ることが多い。
2023年「マスミノカガミ」も短期間の稽古だけどぎゅっといろいろな思い出の詰まった作品になりました。

１分間の無音を作る舞台。
掛け軸と共に自分と向き合う時間を作る舞台。
舞台でまったくの無音になることなんて、それも１人を除く全役者が客席に背を向けた状態でなんて今まで他に無いんじゃないかな。
どうだろう。
舞台に立ったことのある人なら少なからず不安に思うだろうか。
でもこの人たちとやるから最初からわくわくしかなかった。
なんなら今回は作品としての制限時間が儲けられていたから出来なかったけど１分と言わずもっとたっぷり無音の時間を作ったらどんな状態に行き着くのか試してみたかったくらい。
最初困惑してる空気を醸し出してるお客さんの気配を微かに背に感じながらもだんだんと理解して役者もお客さんも一丸となってぐっと入り込んだ瞬間の劇場全体の空気感はスペシャルな体験。
改めて舞台好きだなって実感する瞬間。

11月末には同じ団体さんでこのメンバーにプラス６名で、コロナの影響で延期になってしまった舞台「線香花火」をやります。
本番目前で延期になり本当に悔しくて悲しかった作品。
その分私たちの想いのエネルギーもたっぷり熟成されて脚本もパワーアップしているのでぜひ皆さんにも舞台の魅力を感じ、そしてその日その時お客さんを含めたそのメンバーでしか生まれないものを体験しに来てもらえたら嬉しいです。
10月以降ツイッターやインスタでストーリーあらすじや稽古の様子、チケット情報など更新していくのでよろしくお願いします🎆

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