コムアイのインスタグラム(kom_i_jp) - 12月22日 02時37分


鼓舞

🗯🗯🗯🗯

ギラっと光る つり上がったししの目ん玉と銀色の九曜
振り返るたびに バサッバラララッと
台風に揺れるシュロの林のような摩擦音とともに
視界を真っ白に染める かんながら
そして 踊れ 踊れ とお腹と腰を直接震わせてくる太鼓の音

初めて太刀がけという太刀を振り回す踊りのパートでししと対面して踊ったとき、その迫力に圧倒された。しし踊りを遠くで観ているのもよかったけれど、間近で見上げたししは息を呑む迫力で、今にも襲いかかってくる、自然を背負った魔物だった。

稽古の間、先生であるさゆりさんとさえこさんに、もっと腰を落として!膝を曲げて動きに粘りを出して!太鼓を聞いて!!と耳タコなくらい言われていた。

たしかに自分で踊っているのを撮ってみると、思っているより腰が高くひらひらしていて格好悪い。(今でも)

稽古では、YouTubeの音源をスピーカーに繋いで練習していて、本物の太鼓と笛とししに対面したのはDommune本番当日が初めてで、太鼓の音がめちゃくちゃ大きく響くことに驚いた。決して優しくはない音で、ドン!!と身体を震わせる。人を戦いへ向かわせる音。戦わねば、踊らねば、が同時に身体で奮い起こされ、足どりが自然に太鼓に合わさってゆこうとする。腰が低く落ち着く。太鼓を聞けとはこのことか〜と思った。音源ではローがマスキングされていて、低い太鼓の音よりも、高い笛の音ばかり聞いて踊っていたことにきがつく。

どうやら太鼓は下半身、笛は上半身、扇子の動きにそれぞれ反映しているみたいだ。

太鼓の音で舞う
ときの、武者震いするような、逃げも隠れもできない、と踊りへ向かわされる感覚が、”鼓舞”する、”鼓舞”される、という言葉のイメージその通りで、中世の人はこんな音と遊ぶ身体感覚を共有していたのか〜!と、感激&羨ましい思いでした。。

伝えたいことはまだまだまだまだあります!

遠野のご縁に感謝が尽きません
📸 @mitamuraryo
張山しし踊り🪶@sayuri.13 @gaku.tomikawa
お導き🪡 @arina02 @ast_instruments @olaibiolaibi @hiroshi_haneda

写真は先月の遠野でのもので私が初めてしし踊りを見せてもらった時です


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2021/12/22

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