ONE MEDIAのインスタグラム(onemediajp) - 2月15日 18時34分
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もし自分の「理想」通りの子どもを持つことができるなら
あなたは自分の子どもをデザインしたい?
最近中国で、ある双子の赤ちゃんが生まれた。
この赤ちゃんのDNAは病気にかかりにくくなるように作られていて
DNAを編集する技術によって生まれた世界初の子どもだと言われている。
赤ちゃんを「デザイン」するこの技術は、今すごい勢いで発達していて
ちょっと前は、遺伝子を編集するには時間や技術、大量のお金が必要だったけれど
2012年「クリスパー・キャスナイン」っていう、狙ったDNAを切ったり修正できたりする方法が発見されてからは、正確で短時間、低コストで遺伝子の編集ができるようになった。
技術的にも簡単で、専門家の間では「高校生でもできる」って言われてるみたい。
私たちはもうすでに、自分の子どもを望み通りにデザインできる時代にいる。
じゃあ実際、みんなはこの技術を使いたい?
アメリカのシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターの調査によると
アメリカで暮らす2,500人に「生まれつきの病気を治療するために、赤ちゃんのDNAを編集すること」について聞いたら、72%の人が「容認できる」と答えたんだって。
病気ではないけれど、私ももし視力がもっと良ければな…と考えることもある。
でも、それをただ許してしまったら「次はもっと健康な体に」「その次は身長を高くして」「その次はもっといい頭を…」ってキリがなくなってしまうな、とも思うんだ。
そしたら、自分の子どもにいくらお金をかけるかで、その子の将来が大体決まってしまうことにもなるし、親の都合で子どもの人生を決めてしまうことにもなる。
それって、生まれてきた子どもにとって「幸せ」な人生だと言えるのかな…?
あとDNAを編集することで、今後の「人類」にどのくらい影響があるのかもまだわかっていない。
今は良かれと思ってDNAをいじっても、それによって将来、人類や周りの環境にダメージを与えてしまうかもしれない。
だとすると、必要なのは「線引き」なんだろうな、って私は思う。
これから生まれてくる赤ちゃんや人類全体の「幸せ」をもっとじっくり考えること。
DNAを編集することって、その人の将来を変えてしまうってことだから。
焦らなくてもいいんじゃないかな、って思ってる。
文:@enmami000
出典:ポール・ノフラー「デザイナー・ベビー -ゲノム編集によって迫られる選択- 」
自分の赤ちゃんを自分で「デザイン」できるなら、あなたはその技術を使ってみたい??コメントで教えてね?
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2019/2/15