鈴木美穂のインスタグラム(mihosuzuki_hamamatsu) - 6月14日 18時26分

今日の午前中は都庁へ。
都から「東京都がん対策推進協議会AYA世代がんワーキンググループ」の委員のご依頼をいただき、その初日でした。

AYAとは、Adolescent and Young Adult（思春期・若年成人）の頭文字をとった言葉で、15歳から39歳のことを指します。
先月初めて、国立がん研究センターから、一年間にがんと診断されるAYA世代は約2万1000人いるという推計が出たばかりというくらい、新しくここ数年で出てきた括りです。

進学や就労、結婚などライフステージがまさに動いていくこの世代でがんになると、小児や成人とはまた違う色々な悩みや壁にぶち当たるので、その世代向けの調査をし対策や支援の方法を練る、というのがこのワーキンググループのミッション。
24歳で乳がんになった自分の経験を通じても、若年性がん患者のためのSTAND UP!!やマギーズ東京での活動の中で聞こえてくる声を通じても、取材を通じても、まさにもっとどうにかしたいと長らく感じてきた大きな課題意識のうちの一つなので、こんな夢のようなワーキンググループに参加させてもらえる機会はとても貴重でありがたく、代休をもらって参加してきました。
そもそも、私ががんになった10年前には対策どころか仲間さえなかなか見つけられなかったのに、着実に社会の進歩を感じます。

委員の先生方（もともと知っているか、お名前は知っていてお会いしてみたかった方ばかり！）のご意見がびっくりするほど忌憚なくても本質的でウソがなくて、とてもアットホームな意見の言いやすい場で、私以外は全員お医者さんか看護師さんかソーシャルワーカーさんだったこともあり、私も課題やニーズをかなり思う存分言わせていただいて、最後はみんなでパネルディスカッションかのようになっていました。笑

そして最後には、「ここから何かが変わるかもしれない！」とみんなで写真を撮り、そんな希望と情熱が溢れるワーキンググループでした。
次回は8月ということで、これこそ議論して欲しいというAYA世代のがん特有の課題がある方、それまでに是非教えてください！

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