DABOさんのインスタグラム写真 - (DABOInstagram)「開催後にフライヤーをアップするたわけが僕です。しかしそのくらい余韻が深く濃いライブだった。再確認したのはヒップホップの外でライムをするということは僕が望むと望まざるとに関わらずヒップホップを背負ってその場に立っているのだということ。そして"流行りものじゃない音楽"が鳴る空間に身を置くこと、その意味と意義でした。16からヒップホップ漬けで生きてきた自分にはいまだに想像がつきにくいことなのですが世の中には途方もない数のミュージシャンがいます。それぞれのジャンル、それぞれの楽器に無数のエキスパートが存在し、そのフォロワーがいてライバルがいて、勿論そこにはそれぞれのシーンを支える音楽ファンがいる。僕は音楽という宇宙を想う時、途方もなくどこまでも広がる荒野を前に立ちくらみにも似た魂のキャパみを禁じ得ません。それはまるで空気の綺麗な夜の山頂や夜の浜辺で目にする"気持ち悪くなるほどの"星空と対峙した時の感覚に似ている。ましてや昨晩参加し目にしたような無数のジャンルとジャンルの溶け合うライブ、俯瞰で見ると実像が浮き出てくる巨大な油絵のようなライブを前にするとより一層想いは強まります。そして僕がヒップホップの人間なんだという「事実」は海外に行くと"日本人である自分"を強烈に意識する、あの感覚によく似ています。想いがあるうちに言語化したくてスマホを打つ手が止まらず何を言ってるかよくわからない文章になっているかもですが、昨晩得た気付きをなんとか繋ぎ止めたいのです。素晴らしいライブでした。その一言で済ませたくない。でも最終その一言に尽きてしまう。普段あれほどこだわっているつもりの言葉というツールは感情の前にどれだけ陳腐か。とにかくあの空間はなんと言っていいでしょうか、僕の少ない語彙の中で当てはめるなら、言うなれば、ユートピアでした。ミュージカルユートピアだった。この箱が村となってコミューンとなって、客席も含めたこの場にいるみんなで有機的に共生したい。そんな絵空事を考えながら帰路につきました。おいでいただいたお客様ありがとうございました。そしてステージを共有した演者の皆様、あなたたちが眩しくて、僕は、なんだか、もうわかりません。あなたたち全員がスターです。あなたたちはみんな音楽の神で悪魔、天使で小悪魔だ。いつも以上に勉強になりました。また皆様とどこかで出会えますよう。そしてマドキ(ここは呼び捨てしたい)！昨日のライブが宇宙ならあなたは太陽だった。その場にいるすべての人間をあなたはあたため、発芽させた。あんたすげえな。またもらっちゃったよ。俺もなんか返すよ、そのためまた己に向かう。個と個のぶつかり稽古に備えていったん自分に帰るよ。成長するパワーをありがとう。人間ってすげえな。さぁライフイズゴーズオン。俺も俺でやるべき仕事に向かおう。生きてるってギフトだ。アートと人生にとわのブレスを。」11月24日 16時04分