住吉美紀さんのインスタグラム写真 - (住吉美紀Instagram)「稲盛和夫氏が創立、科学、技術、思想・芸術の分野で人類に大きく貢献した方々に贈られる国際賞『#京都賞』の記念講演会で、受賞者インタビュアーの大役❗️受賞後にノーベル賞を受賞する方も増えているという京都賞、ステージ上お客様の前で的確に英語でインタビューするのはとっても緊張し全力投球。終了後、受賞者にも、稲盛財団の皆様にもたいへん喜んでいただき、ほんとうに心底ホッとしました〜🫶 第38回京都賞の受賞者は＊基礎科学部門：数学者・物理学者　エリオット・H・リーブ博士　Dr Elliot H. Lieb ＊思想・芸術部門：アーティスト　ナラニ・マラニさん　Ms Nalani Malani ＊先端技術部門：生殖生物学者　柳町隆造博士柳町博士は今年9月にご逝去され、残念ながら講演会にご参加が叶わなず博士に縁あるお二人の専門家が登壇されました。其々の分野について私の限られた脳力で理解すること（汗）にマジ必死ではありましたが、心高まるこの場でしか聞けない話を伺えたこと、受賞者と一瞬でも心繋がれるような”共感”をシェアできたことがひとりの人間として、素晴らしい経験になりました。一番うれしかった共感の瞬間は✨ リーブ博士とのインタビュー中。「物質の安定性」を数学的に厳密な解析で証明されたり、氷のエントロピーが絶対零度でもゼロにならないことについて「リーブの定数」を導き出したり、数理科学分野の巨人と呼ばれるリーブ博士。私のような感覚脳とはまったく違う脳内構造でいらっしゃるのは容易に想像がつくのだが、それでも。物質の安定性の話で「蜘蛛の巣のように脆そうな原子は、　互いに引き合っているが、引き合い方がとても繊細なため潰し合わず、　其々の原子はそのアイデンティティを保ちながら存在している」という博士の言葉を聞いて、「それはまるで人間社会と個の関係の縮図のようで、私は感動します」と申し上げたら、リーブ博士が「そうですね、その通りですね」と共感してくださったのだ。なんか、感動して泣きそうだった。そして、どの受賞者にも共通だったことは「人に何を言われようが、大切と信じた道を歩み続けること」の大切さを強調してらしたこと。人にバカにされたり反対されたりしても自分の着眼点や”好み”を信じて、生涯かけて追求すること。こんな素晴らしい話を生で伺える機会をいただけたご縁にただ感謝するばかり。そして、京都からの帰り道、背筋がピンと伸びたのは、何も急に寒くなったからだけではなかった。」11月15日 21時21分