牛田智大のインスタグラム(tomoharu_ushida_official) - 11月4日 22時47分

大阪公演にお越しくださった皆さまありがとうございました。約4年半ぶりに取り組んだラフマニノフの協奏曲第2番。4年半前には読み取ることのできなかった作品の構造や要素が見えるようになり、演奏のほとんどすべてを変えることにしました。

有名な作品であるがゆえに、多くのひとの脳裏に焼き付けられてしまっている、必ずしも楽譜と照らし合わせて正しいわけではない慣習を、いくらか取り払うことを試してみました。技術的な負担が増えて大変でしたが、同時にその過程をとても楽しみました。
大井剛史先生、日本センチュリー交響楽団の皆さまに広い心で受け止めていただいたこと、豊かで温かい音色とともに支えていただいたことに心から感謝を申し上げます。

そして、アンコールで成田達輝さんとブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番第2楽章を演奏できたことも大きな喜びです。リハーサルから本番に至るまでに多くの学びを得ることができました。いつかこの魅力的な作品の全楽章を演奏できることを夢見ています。

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