小林拓一郎のインスタグラム(kobataku33) - 8月24日 08時44分
44歳になりました。
長文です。
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なんか40歳超えてからは、あんまり年齢を数えていなくて、たまに忘れることも多くなりました。
いや、昔は、
「年齢忘れるとか、そんなことある!?」
って思っていたけど、あるんですね笑
なんかあんまり年齢を年齢と捉えなくなってきてる感じはあります。
ただの数字だなって。
確かに、若い頃に比べると、記憶力とか吸収力とか衰えたなって思うこともあるけれど、
でも、あの頃と変わらず、今もたくさん食べるし、寝られるし、なんなら身体のメンテをしっかりしてるから疲れにくく、かつ、動けるようになってるし、
そして、知識や経験(本当に悲喜交々)は増えてるしなって思うことも。
だから、若い頃よりも出来ることが増えてるから、気持ち的には今の方が若いかも。
ただ、あの頃との大きな違いは何かと言うと、
「感動」の数かも。
やっぱりこれって若さの特権だと思うんです。
経験が少ないからこそ、新しい経験をする度に感動(心が動く)の瞬間が多かったんですよね。
特に僕の場合はリアクションが大きいから、感動の時も大袈裟だったし笑
それが段々、うーん、言葉のチョイスが難しいんですが、"感動"ってのとはちょっと違う感情が芽生えるようになってきたんですよね。
なんだろうな、、難しいな、、
若い頃は、自分の心震えるってことに重きを置いて、あれもしたい、これもしたいって動き回っていました。
で、さっきの話に戻り、今は体力的にも若い頃と同じように、むしろあの頃よりも身体が元気なんで、より動き回れているんですが、
自分の心震わすためというより、
誰かが喜んでくれてる姿が見たくて動いている気がします。
ポートランドツアーの時もそうでした。
今回、常に、どこに行っても心を常に"フラット"な状態にしていた気がします。
昔はもっと、「うおおお」とか感動して、それを共有(時に押し売り)してた気がします。
感情がずっと忙(せわ)しいから、それに伴い、行動も忙しくなっておりました。
でもね、勘違いして欲しくないのが、"フラットな状態"=楽しんでいない、ってことじゃないんですよね。
何度も言いますが、フラットでいられることが心地良い。
心の浮き沈みをあまり作らないようにしてるのかもしれません。
そして、フラットでいると、誰が楽しんでいて、誰が輪に入れていないか、など、俯瞰して見られるんですよね。
で、自分が楽しむよりも、その人たちが楽しむ姿を見てるのが、楽しい。
年齢は数字と捉えてるけど、でも、重ねるごとに経験は増えていき、こんな心境になってきました。
ただ、別に悟ってるわけでもなんでもなく、あのスニーカー欲しいなとか、あれ食べたいなとか、欲はあるので、その欲にも素直に従っております。
うん、「感動を求めに行かなくなった」ってのが正しい言い方なのかもしれません。
一瞬、心を震わせることよりも、いかに心をフラットにしながら、その楽しい、嬉しいって気持ちをジワーと長く味わうか。
ここに辿りつきました。
はい、こんなこと若い頃からやってるよとか、今の若い子たちでも当たり前にやってることだったりするのかもですが、
何事も人より時間がかかってしまう僕は、44歳目前にして、ここにいたりました笑
感動を求めにいかず、フラットな心地良さを堪能する1年にします。
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2023/8/24