安田秀一さんのインスタグラム写真 - (安田秀一Instagram)「連帯責任問題について  僕は昨日、夢をみました。  「連帯責任問題」に関して、各方面の関係者の方々とお話しした夢です。その「夢」でみた出来事から「もしかしたら世間として間違った理解をしているのでは?」と感じました。あくまで夢でみた話、「僕の妄想」としてまとめてみます。  まず背景として理解できたのが、   「某大学の改革は大きく進んでいる」  というポイントです。また、世間的な理解をコジらせてしまった背景に「記者会見が下手だった」というのもあると感じました(僕の妄想です)。  某大学は以前あった「◯ッ◯ル問題」を契機に、「競技スポーツ本部(仮称)」という体育会を統括する部署を設置し、一元的に部活を管理する体制を作っていました。  この背景を正しく理解しないと全体像は掴めません。  現在、「大学スポーツは課外活動である」という状態で、例えると、大学は「優勝した時は部活を広告塔として使う」けど、ひとたび事件が起こると「活動停止」という「トカゲの尻尾切り」を行っているのが「現在の形」です。(ここは事実)。  その中で約5年前、筑波大学が米NCAAの学生スポーツを模範とした「体育スポーツ局」という部署を設けました。目的には「部活を正課とする」というもので、永田学長は同局の設置に際して「今まで部活内で事件、事故が起こった場合、大学は無関係でよかった。これからは違う。大学が部活への責任を持つ。」という説明をされていました(これも事実)。  某大学もまさに「大学が部活動に責任を持つ」ことを目的に「競技スポーツ本部」を設置したそうです。そして当該部は、外部から情報提供があった時から「競技スポーツ本部」に全てを報告し、指示に従っていた、つまり指導者は隠蔽はおろか、委嘱元である大学の指示通りに動いていたということです(夢で見た話)。  では「部活に責任を持つ」と決めた大学側はこうした事象にどう対応すべきなのか?未来ある大切な学生を疑義の段階で第三者に報告したり、世間に公にすることができるだろうか?  考えなくてはならないのは「部活は誰のものか?」そして「試合は誰のものか?」という点です。  米NCAAにおいては「大学スポーツは大学の物」、そして試合は「ホームチームが主催する大学の物」になります。もちろん実態はNCAAが統括しますが、NCAA自体がそもそも大学同士が集まった教育機関であり、共通する物差しを用いて様々な判断をします。  一方日本では、部活は課外活動のため「任意団体」です。そして「競技団体」として「連盟/協会」が試合の主催をします。すなわち「部活は参加者の物」で「試合は連盟/協会の物」になっています。同時に「連盟/協会」はほとんどが一般社団法人であり、文科省やスポーツ省からのサポートもないし、反対に報告義務もありません。従い運営体制としても理事が手弁当で奔走し、安全に試合を運営することだけでもいっぱいいっぱいっていう実情があります。  こうした背景の中、「部活動に責任を持つ大学」として、「一般社団法人の競技団体」に、事件にもなっていない学生のプライバシーを報告するべきではない、という判断は十分に理解できるし、それを隠蔽と捉えるのは、違和感を覚えました。  その上で、起きてしまった事件ですが当該学生は「上手ければ誰でも入れます」という勝利至上主義時代の選手らしく、旧体制の遺産とも読み取れます。  また、これも「また聞き」レベルという前提で、現在批判も受けている某大学の某理事長は「いずれにしても批判は受ける。我々は連帯責任を認めない。無実の学生を守る」という強い意思のもと、活動再開を決定したとのことです。(妄想です)  学連は学連で、必死です。そもそも教育機関ではなく、大学と教育やコンプライアンスにおいて連携する機能を持っていません。つまり「大学が責任をもつ部活」対して指導力を発揮することはできません。それだけに、全貌が明らかになってない現段階で出場の許可をして、大活躍した選手が試合直後に逮捕される、なんていう事態が起これば、世論を押さえきれずリーグ戦そのものの開催が危ぶまれるかも知れません。ここも連帯責任の是非が問われる社会変化と、大学スポーツが変革の過渡期にあることによるせめぎ合い状態だと思います。  とにかく、この問題を正しく解決しようと、誰もが覚悟を持って向き合ってる。今は大変だけど、着実に進化してる。おじさんは夢の中で泣いてしまいました...  なので目的を;  「疑わしきは罰せず」「無実の人に罰を与えない」  に絞り込んで、解決していくべき問題、という理解をしました。  学生スポーツに関わる人々、育てられた人々、愛する人々が、一時的な世論に押されることなく、ともに歩み寄り、汗を流し、知恵を出し合って正しい判断を導き出すこと。旧態依然の価値観を捨て、個々の思考レベルからイノベーションを起こすこと。  「罪なき若者に、罰を与えない」  当たり前だけど、新しい価値観がスポーツから社会に広がっていくことを心から願っています。  以上、すべて妄想の話でした。  「我々は勝つこと以前に、正しいことをしよう」  7年前、急遽母校の監督に就任した際、自分へ、そして学生たちに伝え続けたメッセージです。」8月13日 4時53分 - yasudashuichi_dome

安田秀一のインスタグラム(yasudashuichi_dome) - 8月13日 04時53分


連帯責任問題について

僕は昨日、夢をみました。

「連帯責任問題」に関して、各方面の関係者の方々とお話しした夢です。その「夢」でみた出来事から「もしかしたら世間として間違った理解をしているのでは?」と感じました。あくまで夢でみた話、「僕の妄想」としてまとめてみます。

まず背景として理解できたのが、
 
「某大学の改革は大きく進んでいる」

というポイントです。また、世間的な理解をコジらせてしまった背景に「記者会見が下手だった」というのもあると感じました(僕の妄想です)。

某大学は以前あった「◯ッ◯ル問題」を契機に、「競技スポーツ本部(仮称)」という体育会を統括する部署を設置し、一元的に部活を管理する体制を作っていました。

この背景を正しく理解しないと全体像は掴めません。

現在、「大学スポーツは課外活動である」という状態で、例えると、大学は「優勝した時は部活を広告塔として使う」けど、ひとたび事件が起こると「活動停止」という「トカゲの尻尾切り」を行っているのが「現在の形」です。(ここは事実)。

その中で約5年前、筑波大学が米NCAAの学生スポーツを模範とした「体育スポーツ局」という部署を設けました。目的には「部活を正課とする」というもので、永田学長は同局の設置に際して「今まで部活内で事件、事故が起こった場合、大学は無関係でよかった。これからは違う。大学が部活への責任を持つ。」という説明をされていました(これも事実)。

某大学もまさに「大学が部活動に責任を持つ」ことを目的に「競技スポーツ本部」を設置したそうです。そして当該部は、外部から情報提供があった時から「競技スポーツ本部」に全てを報告し、指示に従っていた、つまり指導者は隠蔽はおろか、委嘱元である大学の指示通りに動いていたということです(夢で見た話)。

では「部活に責任を持つ」と決めた大学側はこうした事象にどう対応すべきなのか?未来ある大切な学生を疑義の段階で第三者に報告したり、世間に公にすることができるだろうか?

考えなくてはならないのは「部活は誰のものか?」そして「試合は誰のものか?」という点です。

米NCAAにおいては「大学スポーツは大学の物」、そして試合は「ホームチームが主催する大学の物」になります。もちろん実態はNCAAが統括しますが、NCAA自体がそもそも大学同士が集まった教育機関であり、共通する物差しを用いて様々な判断をします。

一方日本では、部活は課外活動のため「任意団体」です。そして「競技団体」として「連盟/協会」が試合の主催をします。すなわち「部活は参加者の物」で「試合は連盟/協会の物」になっています。同時に「連盟/協会」はほとんどが一般社団法人であり、文科省やスポーツ省からのサポートもないし、反対に報告義務もありません。従い運営体制としても理事が手弁当で奔走し、安全に試合を運営することだけでもいっぱいいっぱいっていう実情があります。

こうした背景の中、「部活動に責任を持つ大学」として、「一般社団法人の競技団体」に、事件にもなっていない学生のプライバシーを報告するべきではない、という判断は十分に理解できるし、それを隠蔽と捉えるのは、違和感を覚えました。

その上で、起きてしまった事件ですが当該学生は「上手ければ誰でも入れます」という勝利至上主義時代の選手らしく、旧体制の遺産とも読み取れます。

また、これも「また聞き」レベルという前提で、現在批判も受けている某大学の某理事長は「いずれにしても批判は受ける。我々は連帯責任を認めない。無実の学生を守る」という強い意思のもと、活動再開を決定したとのことです。(妄想です)

学連は学連で、必死です。そもそも教育機関ではなく、大学と教育やコンプライアンスにおいて連携する機能を持っていません。つまり「大学が責任をもつ部活」対して指導力を発揮することはできません。それだけに、全貌が明らかになってない現段階で出場の許可をして、大活躍した選手が試合直後に逮捕される、なんていう事態が起これば、世論を押さえきれずリーグ戦そのものの開催が危ぶまれるかも知れません。ここも連帯責任の是非が問われる社会変化と、大学スポーツが変革の過渡期にあることによるせめぎ合い状態だと思います。

とにかく、この問題を正しく解決しようと、誰もが覚悟を持って向き合ってる。今は大変だけど、着実に進化してる。おじさんは夢の中で泣いてしまいました...

なので目的を;

「疑わしきは罰せず」「無実の人に罰を与えない」

に絞り込んで、解決していくべき問題、という理解をしました。

学生スポーツに関わる人々、育てられた人々、愛する人々が、一時的な世論に押されることなく、ともに歩み寄り、汗を流し、知恵を出し合って正しい判断を導き出すこと。旧態依然の価値観を捨て、個々の思考レベルからイノベーションを起こすこと。

「罪なき若者に、罰を与えない」

当たり前だけど、新しい価値観がスポーツから社会に広がっていくことを心から願っています。

以上、すべて妄想の話でした。

「我々は勝つこと以前に、正しいことをしよう」

7年前、急遽母校の監督に就任した際、自分へ、そして学生たちに伝え続けたメッセージです。


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield) 更年期に悩んだら

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

212

1

2023/8/13

安田秀一を見た方におすすめの有名人