VICE Japanのインスタグラム(vicejapan) - 8月9日 19時19分
ジョディ・スミスは28歳になるまで、自分がいつか死ぬという認識に悩まされていた。
その理由としては、彼が幼い頃に父親と兄弟を亡くしていることが挙げられるかもしれないし、あるいは身体的欠陥のため彼の神経系が適切に機能していなかったのかもしれない。いずれにせよ、避けられない死の恐怖が彼の思考を支配することで、彼は不安に苦しめられ、精神的なエネルギーを吸い取られてしまっていた。
それが解決したのは、脳の一部を切除してからだ。
具体的には右扁桃体。神経細胞の小さな集まりで、脅威への反応に関係する回路がある側頭葉の内側に位置している。感覚情報の処理をしたり、ある種の状況でいわゆる〈恐怖〉と分類される感情を引き起こしたりする領域だ。
現在32歳のスミスは、何も「怖くない」という。少なくとも基礎的な、生理的なレベルにおいて、彼はすっかり〈恐れ知らず〉となったのだ。
「僕が『もう恐怖を感じない』というとき、この〈恐怖〉という言葉が意味する感情はただひとつです」と現在ニューヨーク市在住のスミスは、EメールインタビューでVICEに語った。「一般的に、〈恐怖〉という言葉っていろんなものを表現していますよね。たとえば『女の子が怖い』とか『失敗するのが怖い』とか。でも僕がいう恐怖は、死や重篤なケガに直面したときの感情。それが消えたんです」
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2023/8/9