Yuya Hasegawaさんのインスタグラム写真 - (Yuya HasegawaInstagram)「【宣言】  おかげさまで本日Brift Hが開店して丸15年が経ちました。2008年6月18日に南青山でスタートしてから今まで多くのお客様と関係者、歴代のスタッフ、家族に支えられて今日という日を迎えられることに心から感謝いたします。  ここで正式にお伝えしますが、わたくし長谷川裕也は2024年4月30日を最終日として靴磨き職人を引退いたします。 いままで色々なメディアでは話してきてますが改めてどういう事かというのをこちらに書きたいと思います。長文なので興味ない方はぜひ飛ばしてください!  僕は20歳の春に東京駅の路上で靴磨きを始めました。お金がなくて所持金2000円ですぐにお金になる仕事ないかなと思って閃いたのが靴磨きでした。一人で始めるのは心細いので晃ちゃんという友人を誘って「路上で靴磨きしようぜ!」って二人で始めました。その後晃ちゃんは学業と自分の夢のために靴磨きは早々辞めてしまったけど(今は地元福島で夢を叶えてる!)僕はそのまま4年弱路上靴磨きをしてから今の地にBrift H を開業しました。 「日本の足元に革命を!」っていうのをモットーに靴磨き職人の地位を上げること、靴磨きの価値を上げることを第一に考えて今まで仕事をしてきました。  おかげさまで2017年に初開催されたロンドンでの靴磨き世界大会も優勝出来て、"人生は売名行為"が座右の銘である僕にうってつけのパワー称号を頂きましてそれをフル活用しより一層の靴磨き文化発展に全力で励んできました。そこからは「世界の足元に革命を!」と目を世界に向けて活動も意識してきました。  そして来年ぼくは40歳になるのを機に人生の半分を靴磨き職人としてやってきたので靴磨き職人は引退し40歳からは【靴磨き家】として靴磨きを芸術にするために活動をしていきます。 なんのこっちゃ!なんやねんそれ!って感じだと思いますが、僕はこの先の靴磨きの未来を大変危惧しているからこそいまやらないといけないと思ってます。  靴磨きが100年後も存在するものにするには靴磨きを道にしなければいけないのです。弓道だって茶道だって合気道だっていま生活で必要なものではないけども今も存在しているのはその道を通して自己研鑽が出来たり文化を学べるからだと思います。靴磨きも同じでこれから先、たとえば50年後に革靴履いてる人ってどんだけいるんでしょう。現代で着物を着ている人のようにスーツを着て仕事する人ってかなり少数になっていくと思います。なのでこのまま革靴の需要と共に靴磨きが存在してたら大変に危険であると思っているのです。 だからこそ誰かが道にしていく必要があると思ってます、というかそんなことしなくたって価値あるものは勝手に誰かが道にしていってくれるものなのかもしれませんが僕はやはり自分の人生を靴磨きに捧げると決めたからには自分でそれはやりたいと思ってます。 なので職人をやめ、次は靴磨きをまた違う次元に持っていくことをガンガンやっていきます。  要は何が言いたいかと申しますと「靴磨きはやめません」ということです。むしろ今まで以上にガンガン積極的に"靴磨き"というものに向き合っていきます。 何かを得るにはなにかを手放さなければならない。このまま店に立ってお客様と向き合って靴を精一杯磨くことはとても尊いことですしむちゃくちゃ大好きなことですが、それはもはや僕でなくても出来ることになってます。今働いてくれてる皆がいるし、世の中には沢山の素敵な靴磨き職人がいるのでそこではもはや僕が一線でやっていく意味がないと数年後前から思ってました(これはとってもありがたいことです。)  僕はいつだってわがままに生きたいので自分にしか出来ないことをやっていきたいんです、それを突き通して我がままに人生を全うしたいと思ってます。 経営だけに専念するの?とか靴磨きやめて違うことするのか?とよく聞かれますが全く逆でしてこれから益々靴磨きで挑戦していきます。  というわけで今のように皆様の靴を磨かせて頂くのもあと10ヶ月くらいとなりまして残りの靴磨き職人としての残り時間どうやって過ごそうかと考えたいのに色々と忙しくてプランが全然立ってません。ありがたいことに靴磨き大会も久々に復活できる年だしそっちも忙しくてなかなか自分勝手には動けませんが最後何かしら伝説は残していきたいと思ってます。  なんかこんなとこで靴磨きやってよ!とか伝説案件あればお待ちしてますのでお気軽に声かけてください。  最後に。靴磨き職人引退というのが大変に誤解を招く表現なので改めてこういう宣言をさせてもらいましたが、僕もこの先具体的に何か決めてるわけではないのでぜひ皆様にはそっと僕の人生を賭けた世界の足元革命を「またあいつなんかやってるよ」くらいで見てとらえれると幸いです。  というわけでそんな感じでよろしくお願いします。長文で駄文失礼しました!  #世界の足元に革命を #長谷川裕也の宣言」6月18日 19時59分 - yuya.hasegawa.brift.h

Yuya Hasegawaのインスタグラム(yuya.hasegawa.brift.h) - 6月18日 19時59分


【宣言】

おかげさまで本日Brift Hが開店して丸15年が経ちました。2008年6月18日に南青山でスタートしてから今まで多くのお客様と関係者、歴代のスタッフ、家族に支えられて今日という日を迎えられることに心から感謝いたします。

ここで正式にお伝えしますが、わたくし長谷川裕也は2024年4月30日を最終日として靴磨き職人を引退いたします。
いままで色々なメディアでは話してきてますが改めてどういう事かというのをこちらに書きたいと思います。長文なので興味ない方はぜひ飛ばしてください!

僕は20歳の春に東京駅の路上で靴磨きを始めました。お金がなくて所持金2000円ですぐにお金になる仕事ないかなと思って閃いたのが靴磨きでした。一人で始めるのは心細いので晃ちゃんという友人を誘って「路上で靴磨きしようぜ!」って二人で始めました。その後晃ちゃんは学業と自分の夢のために靴磨きは早々辞めてしまったけど(今は地元福島で夢を叶えてる!)僕はそのまま4年弱路上靴磨きをしてから今の地にBrift H を開業しました。
「日本の足元に革命を!」っていうのをモットーに靴磨き職人の地位を上げること、靴磨きの価値を上げることを第一に考えて今まで仕事をしてきました。

おかげさまで2017年に初開催されたロンドンでの靴磨き世界大会も優勝出来て、"人生は売名行為"が座右の銘である僕にうってつけのパワー称号を頂きましてそれをフル活用しより一層の靴磨き文化発展に全力で励んできました。そこからは「世界の足元に革命を!」と目を世界に向けて活動も意識してきました。

そして来年ぼくは40歳になるのを機に人生の半分を靴磨き職人としてやってきたので靴磨き職人は引退し40歳からは【靴磨き家】として靴磨きを芸術にするために活動をしていきます。
なんのこっちゃ!なんやねんそれ!って感じだと思いますが、僕はこの先の靴磨きの未来を大変危惧しているからこそいまやらないといけないと思ってます。

靴磨きが100年後も存在するものにするには靴磨きを道にしなければいけないのです。弓道だって茶道だって合気道だっていま生活で必要なものではないけども今も存在しているのはその道を通して自己研鑽が出来たり文化を学べるからだと思います。靴磨きも同じでこれから先、たとえば50年後に革靴履いてる人ってどんだけいるんでしょう。現代で着物を着ている人のようにスーツを着て仕事する人ってかなり少数になっていくと思います。なのでこのまま革靴の需要と共に靴磨きが存在してたら大変に危険であると思っているのです。
だからこそ誰かが道にしていく必要があると思ってます、というかそんなことしなくたって価値あるものは勝手に誰かが道にしていってくれるものなのかもしれませんが僕はやはり自分の人生を靴磨きに捧げると決めたからには自分でそれはやりたいと思ってます。
なので職人をやめ、次は靴磨きをまた違う次元に持っていくことをガンガンやっていきます。

要は何が言いたいかと申しますと「靴磨きはやめません」ということです。むしろ今まで以上にガンガン積極的に"靴磨き"というものに向き合っていきます。
何かを得るにはなにかを手放さなければならない。このまま店に立ってお客様と向き合って靴を精一杯磨くことはとても尊いことですしむちゃくちゃ大好きなことですが、それはもはや僕でなくても出来ることになってます。今働いてくれてる皆がいるし、世の中には沢山の素敵な靴磨き職人がいるのでそこではもはや僕が一線でやっていく意味がないと数年後前から思ってました(これはとってもありがたいことです。)

僕はいつだってわがままに生きたいので自分にしか出来ないことをやっていきたいんです、それを突き通して我がままに人生を全うしたいと思ってます。
経営だけに専念するの?とか靴磨きやめて違うことするのか?とよく聞かれますが全く逆でしてこれから益々靴磨きで挑戦していきます。

というわけで今のように皆様の靴を磨かせて頂くのもあと10ヶ月くらいとなりまして残りの靴磨き職人としての残り時間どうやって過ごそうかと考えたいのに色々と忙しくてプランが全然立ってません。ありがたいことに靴磨き大会も久々に復活できる年だしそっちも忙しくてなかなか自分勝手には動けませんが最後何かしら伝説は残していきたいと思ってます。

なんかこんなとこで靴磨きやってよ!とか伝説案件あればお待ちしてますのでお気軽に声かけてください。

最後に。靴磨き職人引退というのが大変に誤解を招く表現なので改めてこういう宣言をさせてもらいましたが、僕もこの先具体的に何か決めてるわけではないのでぜひ皆様にはそっと僕の人生を賭けた世界の足元革命を「またあいつなんかやってるよ」くらいで見てとらえれると幸いです。

というわけでそんな感じでよろしくお願いします。長文で駄文失礼しました!

#世界の足元に革命を #長谷川裕也の宣言


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2023/6/18

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