松下萌子のインスタグラム(moecochalkartonly) - 6月5日 01時33分
London初個展
OIRAN Chalk Art By MOECO MATSUSHITA
無事に終わりました。
有難う御座いました。
ここで少し、、
私事ですが綴らせて貰います。
思い起こせばやると決まって発表までしたところから3年
コロナで延期延期続きで今に至ります。
今回の作品は、新旧ありますが、コラボのもの以外は
3年前会期の直前に送った作品達。ずっと倉庫の中で待機していたチョークアートと言うことになります。
中にはニューヨークや、香港で展示したものもあり
一緒に色んな所を旅してきたなぁと懐かしくもあり
バブルラップやダンボールを開く瞬間、3年間閉じ込められいた気持ちが逆に新しくもありました。
何故、Londonなのか?
現地の人に数回質問されました。
私の40年の人生で、
何故思い入れがあるのか?ただヨーロッパを代表する、美しい島国と言うだけじゃない理由。
(ただそれだけだって、十分な理由になり得る)
私の故郷、神戸の小学校からの親友がずっとLondonに住んでいて。彼女は日本とイギリスのハーフで、中学生になるタイミングで、彼女は家族とイギリスに移住。
離れ離れになってからもずっと文通した。
私の中学の課題はイギリスのことを調べた。(いい評価もらったのよ笑)
カセットテープに(時代だね)思い思いのあれこれを喋って送り合ったり、歌入れて歌ったり
高校になって彼女が日本に来た時もプリクラを撮ったり、
私が歌手デビューのタイミングの時はイベント見に来てくれたり…
本当に言い尽くせない思い出の数。
そんなの当たり前。
毎日が永遠かのような幼い、尊い時間を一緒に過ごしたのだから。
20代になってから1人で初めて行った国。
やっぱりLondonを選んで。
それから何度か1人でLondonに遊びに行きました。勿論その時は彼女のお家に泊まり、彼女の周りの人達がいつも迎えてくれる。
そしてそれにも本当に感謝。それは今も同じ。
30代、またLondonに遊びに行った時
普段は割とシャイな彼女の部屋から
学生の頃やり取りしてた手紙やプリクラが出てきた時には本当にびっくりした。
彼女は全部、大事に取っていた。
恥ずかしくて今すぐ捨てて欲しいものさえも笑
はっきりは思い出せないんだけどこれが全部私の歴史だから、、みたいな事言ってた。
強くて、ちょっとシャイで
たまに意地悪だけど、やっぱり結果愛があって
努力家で、あんなに一緒に居たけど彼女の弱音とか思い出せない。
そして同じ年の彼女は去年40代を迎える少し前に亡くなった。
まだこの現実は受け止められず…
と言うより信じられてなくて。
彼女が居るから、Londonでやりたいって思ったと言っても過言ではない。
個展会場にひょっこり現れたら、
もーーー騙されてんけどーーー!って
突っ込めたのに。
でもきっと、来たと思う。
だよね?
無事に終われたのは
彼女も来てくれたからだと思ってる。
今回伸びに伸びて
ヤキモキする時間もありましたが、
何度も、本当に、無事に終わりホッとしています。
また、次のステージへ。
一緒に連れて行くよ。
いつも有難う御座います。
(割とプライベートな投稿なので、もしかしたら後で削除するかもしれません。ご了承下さい)
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2023/6/5