アオイヤマダのインスタグラム(aoiyamada0624) - 3月31日 19時53分
【日常と。 アオイヤマダ 夢無子】
お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
“日常”
つねひごろ、ふだん。
それは人それぞれ。
生まれた時代、その中で生きることとは。
観にきてくださった方からの感想を、
ここへ記録させて頂きます。
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2人が友達ということもあって、親密な空間だなーと感じながら見ていました。内容も、素直なてらいのないパフォーマンス、という感じがして、いわゆる「鑑賞」モードに入らず観る、ある種のホームパーティみたいな体験だったなという印象です。
特に後半、2人がゆっくりと歩きながら互いの記憶や思考を普段着の言葉で話す、
その様子を大きなスクリーンで、
2人の息遣いに耳を澄ませながら観る、
というのはすごくユニークな経験で
こういうイベントはアオイヤマダと夢無子の2人だけでなく他の組み合わせでも観てみたい気がしました。
夜の散歩って一番いろんな考えが頭に浮かんで、自分が普段何を考えているか、ということを一番クリアに確認できる時間ですよね!
そのパーソナルな時間を共有できるイベントというのはかなり楽しいと思いました(ちょっと劇団チェルフィッシュの舞台のような感じもあり、エチュードとトークライブの間という感じ?)。
あと、野菜をクリスマスプレゼントみたいに交換し合うというのも実際やってみるとけっこう面白かったです。
野菜が人の手を渡っていくうちに人肌の温度になってました。笑
90年代にリクリット・ティラバーニャというタイの芸術家が「シンプルに客にパッタイを作って振る舞う」というアートパフォーマンスで注目されたことがあって、昨日のパフォーマンスのいろんな要素や可能性を整理して洗練させていけばポスト・ティラバーニャ的な「関係性の美学」が展開できるのかもしれないと思いました。
野菜についていえば、同じ野菜でも、日本のいろんな所から買いつけた野菜が何種類もあって、手にとって選んでるうちに本屋で本を選んでるかのような気分になってくるんですよね。
堤川周吉
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思い返せば、
ムムコ-ウクライナ-戦争-女
葵-日本-日常-妻
という二人の対照関係があり、
野菜が日常を代表していて、
戦争の対局にあるものとしてテーマになっているというストーリーが綺麗だったし、
入場料の野菜も、ただの冗談かと思っていたけど、それぞれの人の日常を代表していて、それを交換して帰宅する というメッセージ性が楽しかった。
(俺は結局キュウリだったんだけど、もう少し料理のしがいがある野菜をゲットしたかった。)
筒井
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一人の日本に生きる「妻」としてのアオイと、戦地にいるカメラマンの夢無子がビデオ通話をする。
「豚汁と美顔器」、両者はまったくちがうようで、「日常を過ごしている」という点で共通している。二人の話し方も至って日常。
ただ、野菜というアイテムをきっかけに両者の差は浮き彫りになっていく。
戦地のリアルとしての美顔器があり、日本での日常としての豚汁がある。
それがFaceTimeと野菜を介して繋がる。または、豚汁に爆撃機が「侵入」してくる(夢無子が、アオイを襲うように撮影していた)。
戦争が今地球上で起こっているということを、野菜という生々しい手触りを通して感じられるイベントだったと感じました。
上田
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この空間、会場、機会を下さった関係者の皆様に御礼と感謝の気持ちを込めて。
明日も良い日常を。🥕
performance with @mumuko_artist @itofumis2
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2023/3/31