亜希子さんのインスタグラム写真 - (亜希子Instagram)「近頃、ありがたいことに色々な取材を受けさせて頂くたび、「アイドルだった経験は、作家になられた今、役に立っていると思いますか？」というご質問を頂きます。私もライターなので、そのようなご質問をなさるご質問者さんの意図は分かる気がします。私も同じ立場なら、同じことを聞いてしまうかも。ただ、その上で思いますのは、「あの経験があるから今の私がある」というような、分かりやすいようには人生の物語は出来ていないということです。その時々の生き方にプライドを持って生きていく中で、苦悩の果てに掴み取るようにして、ただ新しい扉があった。生きていくために、必死でその扉を開いただけというのが、本当のところなのではないかと思うのです。私はそれを検証したくて、2019年『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』という、アイドルさんのセカンドキャリアの本を宝島社さんから出版しました。私も含めて、人というのは、つい「そこにドラマはあるのか？」ということを求めてしまう生き物なのかもしれません。(その衝動自体は否定しません。当然かもしれません) ですが、たとえば「自分には語るべき物語性が何もない」と劣等感を抱いたとしても。ただ、あなたは存在しているだけで尊い偉い、素晴らしい、ということだけは繰り返し、口を酸っぱくして言っておかなくてはなりません✍️ 私は今、それを文章で伝える商売をしておりますから🙆‍♀️ 今宵おやすみなさい 💤」3月3日 22時27分