落合恭子さんのインスタグラム写真 - (落合恭子Instagram)「病気がわかって6ヶ月。やっさんの病気についてもう少し詳しく書きます後半は骨髄バンクについても触れます🦭 やっさんが治療中の急性骨髄性白血病は原因となる白血病細胞の種類や患者の状態によって分類することができ、比較的治りやすいのが予後良好群、難しいのは予後不良群、その中間の予後中間群となります。やっさんは予後中間と不良の間くらいと診断されました。なにしろ発覚時の状態が悪く、通常1mmあたり4000-9000くらいいればいい白血球が17万いました。それも白血病由来のものなので仕事はしないがただひたすらに増えるというポンコツ白血球です。これは白血病細胞だけをギュッと集めたとしても2キロの塊になってしまう量だそうです。これだけ増えちゃうと中には個性的な白血病細胞も生まれてしまうらしく、それらは薬が効きにくかったりなかなかしぶとかったり。そのため、ここまでの半年はそれらの白血病細胞を無くすために抗がん剤治療を繰り返してきました。抗がん剤あるあるの脱毛や口内炎、吐き気。皮膚の痒みや血球が下がることによる感染症など。同時に出るいくつもの症状を薬でコントロールしつつ、多い時は毎日の輸血で命を繋いでいただき、本当にたくさんの人の力をいただき回復してきました。また、病気がわかったと同時に、骨髄バンクへ登録しドナー探しも始まりました。幸い薬がきちんと効いてくれて、抗がん剤3コース（3回）で寛解と言われる基準をギリギリ満たすことができました😊 しかしまだ骨髄中に白血病細胞が残っているようで、白血病細胞が1つでも残っていると再発してしまうと言われているため治療が続きます。難治性の白血病は早めに且ついい状態(寛解)で移植できるかがその後に関わってくるそうです。白血球の型がマッチする確率は兄弟で1/4。親や従兄弟など血縁者で1/100。非血縁者では1/数百〜数百万になります。日本は島国であることや移民が少ないこともあり、マッチする確率は世界の中でも高い方なのだそう。とはいえなかなかドナーさんが見つからず理想的なタイミングを逃してしまうこともあります。既に登録されてる方はご存知でしょうが、骨髄バンクへの登録は受付窓口となっている献血ルームでできます。登録では白血球の型を調べるために腕から小さじ1/2以下の2mlの採血をします。事前に骨髄バンクのサイトなどでパンフレットを読み理解する必要がありますが、それを含め30分ほどで完了です。骨髄を提供する際は3泊4日ほど入院する必要がある他、事前検査や面談、後の検査などでお仕事を休まなければいけないこともあります。提供による身体への影響(例えば入院中のダルさ)もあるので、リスクをきちんと理解して「登録しない」と決めることもとても大事🙆‍♀️ 私はやっさんが戻ってきたら登録しようと考えています。入院中に子どものお世話する人いないとね！信じられないことにドナーはボランティアです。無償でリスクを負い、誰かの希望となり命を繋ぐ行為です。そんなヒーローのためにドナー助成制度を設けている企業や自治体も多く、例えば東京都の場合だと奨励金として通院、入院日数×2万円がドナーに交付され、ドナーが従事する事業所には日数×1万円が交付されます。登録には年齢制限や体重制限など様々なチェック項目もあり、そもそも登録できないこともあるので、少しでも気になったら一度骨髄バンクのサイトを覗いていただきたいです。とても見やすい良いサイトです💫 さて、この超長文をここまで読めた方は紛れもなく聖人👼 慈愛に満ちたその心で少しドナー制度について検討ください。もちろんわたしはドナー登録しないと決めることも尊重しています。重ねますが、わたしは今のところ登録していません。なかなかここまで知る機会も少ないと思いますし、自身で考え決めるきっかけになればということでシェア🕊️ たくさんの方に考えていただきたいので、家族と話してみたり、シェアお願いします🧸 最後に、2ショット素敵でしょ？神カメラマンの神ライティング神設定で3歳の息子がシャッター切った奇跡の1枚です😂💗」10月19日 10時00分