SUGAYA MASAKI / SHIMAさんのインスタグラム写真 - (SUGAYA MASAKI / SHIMAInstagram)「New project / Work progress _ '壁に留まる蛾'  この作品では、まず画面全体に塗った色を線として残し、描きたいそのものを浮かび上がらせること、色数を使い過ぎないようにして表現することが課題だった。熊谷 守一の猫のようなイメージである。もとよりイラスト的にザックリと捉えていくのが苦手だったので、越えるべき山だなと意気込んだ。(すぐに細かく細かく線を書き足してしまうタイプなので。) 線で語る。  描いていくと、80%くらいのところでつまらなさを感じた。いつもだと足してしまうところで一呼吸。それから先生に色の配置について相談した。 見せてくれたのはデュシャンの絵の捉え方。そのもの(女性を描いていた)自体が持っている雰囲気を描いていた。初めにリアルを描き、それから足し引き、強調、バランスを何度も思考したプロセスがあった。とにかく最終的には絵が面白い。そのものが絵画空間の中で抽象度を持ち始めた時に、面白さに変わると考えた。  葉を拾い、色を決めた。森を見て、配置を考える。 草花の美しさを忘れずに。  横位置で描いていたキャンパスをクルクルと回して、蛾を描こうとしていた考えを頭から取り払う。ここに無いこと自体を忘れる。油絵の質感の差を大切に表現しながら、絵から離れていく。それからそれは、長方形の中で生を持って浮かび上がり始めた。  抽象的に捉える。単に柔らかな絵だけをそお呼ぶのではないと、描いてみて気づいたこと。この感覚を知った状態でまた描かねば。ー完  #drawing#painting#butterfly」4月7日 22時19分 - masaki_sugaya

SUGAYA MASAKI / SHIMAのインスタグラム(masaki_sugaya) - 4月7日 22時19分


New project / Work progress
_
'壁に留まる蛾'

この作品では、まず画面全体に塗った色を線として残し、描きたいそのものを浮かび上がらせること、色数を使い過ぎないようにして表現することが課題だった。熊谷 守一の猫のようなイメージである。もとよりイラスト的にザックリと捉えていくのが苦手だったので、越えるべき山だなと意気込んだ。(すぐに細かく細かく線を書き足してしまうタイプなので。)
線で語る。

描いていくと、80%くらいのところでつまらなさを感じた。いつもだと足してしまうところで一呼吸。それから先生に色の配置について相談した。
見せてくれたのはデュシャンの絵の捉え方。そのもの(女性を描いていた)自体が持っている雰囲気を描いていた。初めにリアルを描き、それから足し引き、強調、バランスを何度も思考したプロセスがあった。とにかく最終的には絵が面白い。そのものが絵画空間の中で抽象度を持ち始めた時に、面白さに変わると考えた。

葉を拾い、色を決めた。森を見て、配置を考える。
草花の美しさを忘れずに。

横位置で描いていたキャンパスをクルクルと回して、蛾を描こうとしていた考えを頭から取り払う。ここに無いこと自体を忘れる。油絵の質感の差を大切に表現しながら、絵から離れていく。それからそれは、長方形の中で生を持って浮かび上がり始めた。

抽象的に捉える。単に柔らかな絵だけをそお呼ぶのではないと、描いてみて気づいたこと。この感覚を知った状態でまた描かねば。ー完

#drawing#painting#butterfly


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2022/4/7

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