日高光啓のインスタグラム(skyhidaka) - 8月13日 17時49分
②
昨日から、仕事を再開している訳で。
リモートでの喋り仕事からだったのだけど、進行が久しぶりに会うアーティストの方で、実質二人きりで番組が進んでいくものだから、べらぼうに喋ってしまった。
二日間一言も発していなかったので、なんなら最初声が出しづらかったことを考えると、リハビリとしてちょうどよかったと思う。
しかしリモートに次ぐリモート、すっかり僕の仕事内容はPCの前で喋る、PCに向かって文字を打つ、PCに向かって音を打ち込む、となり、部屋の換気と同じくらい心の喚起が如何に大事な事かと思い知らされる。
そうだ、散歩に行こう。
トレーニングは再開してるものの、ランニング…となるとさすがに扁桃腺に怒られそうだったのでとりあえず散歩、くらいがちょうどいいと思ったのだ。
水分補給を忘れずに、とペットボトルを片手に公園沿いを歩いていた訳だけど、異常なまでの熱気と湿度で、水を飲まずともマスクの中が潤ってしょうがなかった。いやガブガブ飲んだけど。こうなるともはや喉の保護の為にあるのか拷問具なのか。
部分痩せが加速してプリクラの女の子みたいな顎になってしまう前に帰ろう、と決めた。
ペットボトルの中身を飲み干して辺りを見渡すと、辺りに人が一人もいなくなっていることに気がつく。
いやいやこんな御時世にしろ、一人もって事はないだろう!と、通りの方に出ても、中々通行人とすれ違わない。
僕だけ取り残されてしまったのかと思っていたが、程なくして謎が解けた。
本当に取り残されていた、情報から。雷の注意報が東京全域に出ていたらしい。バケツをひっくり返すような雨が後ろから追ってくる中、早足になって帰宅した。最後ちょっと汗をかくくらいが、運動としてはちょうどよかったように…思う。
"ちょうどいい"というのは本当に難しいよな、特に全国民相互監視社会、やりすぎかやらなすぎに振るしかないものな。
全ての対応が過剰か過小しか見当たらないように感じる中でちょうどいいを探すには、寡黙でいるよりは何回でも発信を軽薄に更新していくくらいがちょうどいいのかもしれないと思う…と思う。
雨が上がった窓の外を確認して、仕事に戻る。
どうせ自宅での仕事に雨なんて降ってても関係がないのになんでこんなに気分が違うんだろうか。
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2020/8/13