日本サッカー協会さんのインスタグラム写真 - (日本サッカー協会Instagram)「#近賀ゆかり 選手(@kingayukari2 )がアルガルベカップ2012のアメリカ女子代表戦を振り返る ・ 📺#JFATVClassics 🇯🇵#なでしこジャパン vs アメリカ🇺🇸(2012) 📅5/20⌚19:00~無料配信 ▶https://youtu.be/80AC5YiJogM ・ 2011年のFIFA女子ワールドカップ決勝以来の顔合わせとなったこの試合。約40年の日本女子代表の歴史のなかで、これがアメリカに勝利した唯一の試合です(PK戦での勝利は記録上ドロー扱い)。今回は近賀ゆかり選手(オルカ鴨川FC)に当時を振り返っていただきました。 ・ ――――――――――――――――― この試合はドイツ女子ワールドカップ決勝以来の再戦でしたが、自分たちがアメリカよりも力が上回っている感覚なんて少しもなく、対戦が決まって、選手同士でいろいろなことを確認して対策を考えた記憶があります。アルガルベカップは次へのステップアップのためにトライ&エラーをする時間ではあるものの、同時に結果も出さなくてはいけない大会でした。特にこの2012年大会はワールドカップ後ということもあり、かつてない注目度。なおかつ、大黒柱の澤さんが体調不良で不在だったこともあり、より一層全員が責任感を持つ必要がありました。 ・ この試合もやはり多くのピンチを凌いで掴んだ勝利だったので、試合後は嬉しい気持ちもありましたが、安堵したという方が大きかったです。アメリカもロンドン五輪に向けて様々なことを試していたように感じましたが、それでも勝ったという事実から得たものは大きかったと思います。 ・ 2011年から2012年にかけてのなでしこは、いま考えるとチームとしての成熟度や各選手のコンデイションがいい状態にあったと思います。佐々木監督は試合前日でも紅白戦をしたり、ハードな練習が連日続いたりと、選手としては疲労を感じる合宿や大会が多くありましたが、そういうなかで、大会がハードスケジュールになればなるほど、どの国よりもタフに戦える基盤のようなものが出来上がっていたように感じます。 ・ チームとしては、特に守備陣では「クロスの対応・ロングボール・サイドチェンジへの対策」、この3つの大きな課題について多くの時間を費やして話し合いを重ねました。ワールドカップや親善試合を踏まえて、自分たちの独自の守り方、対処の仕方を見つけていきました。ときに、サッカーの基本と言われることからも逆らうようなやり方もあったと思います。でもそれは、失点・失敗・ピンチから学び、サッカーの正解を探すというよりも、自分たちの考えを統一して整理して、お互いの考えを動きに落とし込んで理解できるようすり合わせて、どうやったら強豪国に勝てるかを常にみんなが考えていたからこそでした。 ・ 新型コロナウイルスの影響を受け、サッカーができることの幸せを改めて実感し、サッカー、スポーツから受ける刺激が自分の人生にとってどれほど大きいものなのかを日々感じています。なでしこリーグが開幕するときには、本気で戦う姿、サッカーに対する情熱、そして観ていて楽しいサッカーをお見せして、サッカーの面白さやスポーツの楽しさを少しでも多くの方に伝えられるように全力を尽くしたいと思っています。 ・ 私は、サッカーには大きな力があると2011年のFIFA女子ワールドカップから学びました。チームはサポーターや国民の方々から力をもらい、またチームが多くの方々にパワーを届けることができることを経験しました。昨年のフランス大会を観て、大会がいろいろな意味で確実に大きくステップアップし、女子サッカーの価値が何倍も大きなものになったと感じました。 ・ そこで迎える2023年大会。 こうした新型コロナウイルスの状況を経て、このFIFA女子ワールドカップで日本から世界に、サッカー・スポーツの力で元気とパワーを送ることができるよう、日本開催の決定を願っています。 ――――――――――――――――― #StayHome #うちで過ごそう #timetofly2023」5月20日 16時15分 - japanfootballassociation

日本サッカー協会のインスタグラム(japanfootballassociation) - 5月20日 16時15分


#近賀ゆかり 選手(@近賀ゆかり )がアルガルベカップ2012のアメリカ女子代表戦を振り返る

📺#JFATVClassics
🇯🇵#なでしこジャパン vs アメリカ🇺🇸(2012)
📅5/20⌚19:00~無料配信
https://youtu.be/80AC5YiJogM

2011年のFIFA女子ワールドカップ決勝以来の顔合わせとなったこの試合。約40年の日本女子代表の歴史のなかで、これがアメリカに勝利した唯一の試合です(PK戦での勝利は記録上ドロー扱い)。今回は近賀ゆかり選手(オルカ鴨川FC)に当時を振り返っていただきました。

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この試合はドイツ女子ワールドカップ決勝以来の再戦でしたが、自分たちがアメリカよりも力が上回っている感覚なんて少しもなく、対戦が決まって、選手同士でいろいろなことを確認して対策を考えた記憶があります。アルガルベカップは次へのステップアップのためにトライ&エラーをする時間ではあるものの、同時に結果も出さなくてはいけない大会でした。特にこの2012年大会はワールドカップ後ということもあり、かつてない注目度。なおかつ、大黒柱の澤さんが体調不良で不在だったこともあり、より一層全員が責任感を持つ必要がありました。

この試合もやはり多くのピンチを凌いで掴んだ勝利だったので、試合後は嬉しい気持ちもありましたが、安堵したという方が大きかったです。アメリカもロンドン五輪に向けて様々なことを試していたように感じましたが、それでも勝ったという事実から得たものは大きかったと思います。

2011年から2012年にかけてのなでしこは、いま考えるとチームとしての成熟度や各選手のコンデイションがいい状態にあったと思います。佐々木監督は試合前日でも紅白戦をしたり、ハードな練習が連日続いたりと、選手としては疲労を感じる合宿や大会が多くありましたが、そういうなかで、大会がハードスケジュールになればなるほど、どの国よりもタフに戦える基盤のようなものが出来上がっていたように感じます。

チームとしては、特に守備陣では「クロスの対応・ロングボール・サイドチェンジへの対策」、この3つの大きな課題について多くの時間を費やして話し合いを重ねました。ワールドカップや親善試合を踏まえて、自分たちの独自の守り方、対処の仕方を見つけていきました。ときに、サッカーの基本と言われることからも逆らうようなやり方もあったと思います。でもそれは、失点・失敗・ピンチから学び、サッカーの正解を探すというよりも、自分たちの考えを統一して整理して、お互いの考えを動きに落とし込んで理解できるようすり合わせて、どうやったら強豪国に勝てるかを常にみんなが考えていたからこそでした。

新型コロナウイルスの影響を受け、サッカーができることの幸せを改めて実感し、サッカー、スポーツから受ける刺激が自分の人生にとってどれほど大きいものなのかを日々感じています。なでしこリーグが開幕するときには、本気で戦う姿、サッカーに対する情熱、そして観ていて楽しいサッカーをお見せして、サッカーの面白さやスポーツの楽しさを少しでも多くの方に伝えられるように全力を尽くしたいと思っています。

私は、サッカーには大きな力があると2011年のFIFA女子ワールドカップから学びました。チームはサポーターや国民の方々から力をもらい、またチームが多くの方々にパワーを届けることができることを経験しました。昨年のフランス大会を観て、大会がいろいろな意味で確実に大きくステップアップし、女子サッカーの価値が何倍も大きなものになったと感じました。

そこで迎える2023年大会。
こうした新型コロナウイルスの状況を経て、このFIFA女子ワールドカップで日本から世界に、サッカー・スポーツの力で元気とパワーを送ることができるよう、日本開催の決定を願っています。
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#StayHome #うちで過ごそう #timetofly2023


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2020/5/20

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