山本左近さんのインスタグラム写真 - (山本左近Instagram)「#一服チャレンジお茶碗バトン茶道の師匠である武者小路千家15代家元跡嗣千宗屋若宗匠　@sooku_sen から恐れ多くもご指名いただきましたので、バトン繋がせていただきます。思い入れのあるお茶碗をということで選ばせてもらいましたのは、楽焼窯元和楽の7代当主のお茶碗です。若宗匠に師事してから1年経った頃、東京の家元初釜でお手伝いで入りました。初めてづくしの中でてんてこ舞いだったんですが、薄茶席で御点前するという試練が待ってました。しかも、初めての点前の御正客は江戸千家の家元(今でも思い返すと大変無茶だったと思うのですが笑) こんなに緊張するかっていうぐらい緊張した御点前だったんですが、ぎこちない中でもどうにかこうにかお茶を点て、拝見もだし、ホッとして何故か建水を忘れてポツンと残してしまうという失態を。笑そんなこんなな2日間を過ごし、片付けを終えたあと兄弟子である齋藤了太　@ryotasaitocpatax 先輩と若宗匠と小間でその時に使われたお茶碗を並べながら談笑している中で、左近さん、とっても頑張られましたね、どれか一つお持ちになってくださいと、若宗匠から大変有難いお言葉を頂戴しました。数あるお茶碗の中から、朱色と銀色の素敵な柄に釣り人が書かれている茶碗が目に留まりました。僕の少し大きな手にすっと馴染んだ大ぶりなつくりと厚み。それがこの和楽のお茶碗でした。僕にとって初めて自らの意思で手に取ったお茶碗でした。それ以来、来る日も来る日も、このお茶碗でお茶を飲み続けていました。このバトンを受け、久しぶりに手に取って一服頂きましたが、当時のことを思い出させてくれました。世阿弥のことば「初心不可忘」これからも日々精進していきます。ということで長くなりましたが、バトンを繋ぎたいと思います。同じお茶仲間でもあり、スキー仲間でもある @yoshi_matsunozushi 手塚良則さん！実は手塚さんとお会いする前に、手塚さんのお父様と、別なところで元々スキー仲間だったっていう手塚さんはファミリーでご縁を頂いてます。ご縁って本当に面白いですね！手塚さん、握りとプッシュアップの合間に是非一服お願いします！」5月13日 12時55分